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- Re: 能力少女【超能力募集】 ( No.13 )
- 日時: 2014/09/06 00:14
- 名前: ろろ (ID: 0vtjcWjJ)
「んなっ!そっそういうのじゃないんですよ!」
玲が全否定する。
「?・・・玲どうしたの?」
ユリが玲の反応を見て疑問を抱く。
「別にユリは聞くより頭の中のぞくほうが早くない?」
由理菜が言う。それを聞いた玲がビックっと体を震わす。
「コレだから見ないんだよ・・・(ぼそ)」
「え・・・ユリ何て言った?」
玲が言う。
「別に」
ユリが無表情で言う。
「そうなんだ」
玲が頭に?マークを浮かべながら言う。そして由理菜が笑をこらえながら言う。
「まあ、いいじゃんいいじゃん!それより早く外に行こう、真里斗が待ってる」
「ああ、そうだね。行こう」
「そうですね」
そう言ってユリ達は病室を出て行った。
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「おまたせー」
由理菜が手を振りながら真里斗に言う。
「おっ来たか」
真里斗が言う。
「それじゃあ、どこ行く?」
これはユリだ。
「そうねえ・・・」
「あの、すみません」
「どうした?玲」
「いや、俺も行く流れになっているのかなと思って」
「あーどっちでもいいよ、来てもこなくても」
由理菜が答える。
「それじゃあ、家族水入らずのところを邪魔したくないので、俺は帰ることにします」
「そうなんだ。別に気にしなくてもいいのに」
由理菜がつまんなそうに答える。
「まあそういうなって、お言葉に甘えて3人で過ごそうよ」
由理菜をなだすように真里斗が言う。
「それじゃあ・・・」
「ん?何だユリ」
「悪いんだけど、荷物もって帰ってくれるとうれしいな」
「ああ、わかった」
「よろしくね」
「おう」
「それじゃあ」
由理菜が言う。
「はい」
「また会えるのはいつになるのかわら無いけど、またね」
由理菜が言う。
「はい、また今度」
「じゃあ、遊んでくるね」
ユリが言う。
「おう、おもいっきり遊んで来い」
「うん!」
「ほら行くよ」
「うわ、待って!」
ユリたち家族が「移動手段は?」「レンタカー借りたよ」「そっか」などと話をしながら去っていく。
「あーこれから何しようかな、家帰ってごろごろすっか」
そして、家族3人仲良くはしゃぎながら去っていくユリを見て、
「・・・楽しんで来いよ。多分これから思いもよらない地獄が待っていると思うからな」
一人になった玲がそう小声で言った。