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Re: 能力少女【超能力者?募集中】 ( No.37 )
日時: 2014/10/13 02:04
名前: ろろ (ID: rZW0Z4bG)


ピラリン♪

「お」

ユリが連続でものを書くのは珍しい。

「何だろう」

そういいながら画面を見るとこう書いてあった。

『書き忘れたけど、ちなみに曲は、北条 焔さんのものだよ!』

「おお、そうなんだ」

北条焔とは、約3年前にデビューしたここ最近人気のアイドルで、ユリが唯一好きなアイドルだ。
でも、ユリにこのアイドルがなんで好きなのかたずねても、あまり答えてはくれない。
ちなみに玲もユリの影響でファンになってしまった。
でもライブとかにはいまだ一回も行けていない。

そういいながら玲は返事を返す『そうなんだ。スゲーな』そう打った直後に返信が来る。
『へっへー凄いでしょあと、もう私が歌う番がそろそろ来るから』
それを見た玲が『おう。分かった』と返す。
それの直後にケータイがなる。見ると『うん。また明日ね』と書いてあった。
それを見た玲は『おう。また明日。楽しんで来いよ』と返した。その後にユリから返信は来なかった。



******************翌日*****************

昼10時。
キィガチャ

「たっだいまー!」

ユリが元気に帰ってきた。

「おう。ゆりお帰りー思ったより早かったな」

玲が返事を返す。それにたいしてユリが答える。

「そう?でも時間は限られていたけどいろいろ楽しく遊べたし、よかったよ?」

「そうか・・・」

「どうした?玲」

「いや、なんでもない。あっそうだ」

「何?」

「ユリちょっと疲れたまってないか?」

「別に」

「でも休んでおけ」

「なんで」

「明日一緒にアジトに行くから」

「は?明日?」

玲の突然の言葉にユリが唖然とする。どの反応を見た玲は、『まあこうゆう反応するわな」
とつぶやいてから言った。

「うん。そう、明日」

「そんないきなり急に言われても」

ユリは、ホントに戸惑っている。それを見た玲は、ため息混じりに言う。

「しょうがないじゃん。俺だって今日の朝言われたんだよ明日ユリをつれて来いって」

その反応を見たユリがピクッと眉動かしながら言う。

「そうなんだ・・・でも、私寝なくても大丈夫だよ?」

「いいから休め。きっと体勢付くまではあそこでの体力の消耗が激しいと思うから」

「そんなとこなの・・・?玲が行っているアジトって所は」

「うん。一言であそこを言い表すなら、動物園?だから」

玲が、あさっての方向を見ながら言う。

「それってどうゆう意味?」

「まあ、行ってみてからの楽しみということで、とにかく、体力を補給しとけ」

「うん。まあよく分からないけどそうしとくよ」

ユリが素直にそう言った。