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Re: 能力少女【超能力者?再募集】 ( No.50 )
日時: 2015/10/16 23:01
名前: ろろ (ID: HSAwT2Pg)

*番外編*
☆HAPPY HAROWEEN☆


 こんにちは! ユリです! なんと、今日はハロウィンです!
投稿日が1日遅れとか気にしないんです!
なので今回は私の語り口調&番外編をお楽しみください。

 ちなみに今私は仮装をしています! ハロウィンですからね! 楽しまなくちゃと!
 そして仮装は、魔女です! 真っ黒でいつもとは正反対です。
 さっきまで私はお菓子を沢山作ってました。どうしてもかぼちゃのお菓子を作りたくなった。
 そして今は全部作り終わっちゃって暇になったのでラインで玲にスタンプ攻撃という名のいたずらをしています。
あ、ちゃんと最初に「トリックorトリート」と打ちました。そして返事が返ってこなかったからスタンプ攻撃。
要するにむかついたからやっています。にしても玲のやつ遅いな・・・・・・。今8時だよ? 夜だよ? 本番来てるよ?
 あ、そうだ皆さん知ってます? ハロウィンというのはキリスト教の『カトリック』という宗派から始まっているんです。
ハロウィンは日本で言うお盆と一緒です。
カトリックの方々はこの日の次の日に死者が帰っていくみたいなことを考えているんだそうで、
その帰っていく前に私たち人間を一緒に連れて行ってしまおうという考えを持っているからそれを追い払おう!
という考えで始まったらしいです。
 あ、ちなみに話し変わりますがバレンタインもキリスト教発祥って知ってました?
もともとはバレンタインという人から来てるんですよ。このお話しはまた今度お話ししますね。
にしても玲遅いな・・・・・・。

『キィ』
 あ、うわさをしたら帰ってきましたね。

「はだいまー」

「!!」

「玲遅い」

 私はそっけなく本音を言う。だって本当に遅いんだもん。

「しょうがないだろ? ・・・・・・」

 なぜか玲は顔を赤らめた。意味が不明なのだが・・・・・・。私は怪訝そうな顔をして玲に問う。

「なに? どうした?」

「いや、仮装してるんだと思って」

 それでなぜ顔を赤らめる必要があるんだろう。

「うん。仮装してるよ? しちゃ悪い?」

「いや。悪くない。悪くないよ!! てか凄い数のお菓子があるな・・・・・・」

 机の上に広げられたお菓子の山を見ながら玲は嬉しそうにそう言った。

「うん。じゃ」

「?」

 玲は顔をかしげるが私はそんなの気にしない。では、はい! 今日の醍醐味!

「トリックorトリート!」

 両手を広げて私は多分とてもきれいな笑顔でそういった。しかし玲は顔を暗くする。

「へ!? 俺買ってきてないぞお菓子!」

 まあ、そうでしょうね。予想はしてました。買ってくるとわかってたら作らないし。

「じゃあ、いたずらする」

 でも、まあ、コレが目的だったんだけど。玲をいじるのは楽しいからね。

「は!? もうなんかいたずらですまない程度のイタズラをラインでやられてるけど!」

「うん。それはそれ。これはコレだね! それじゃあ買ってこなかった罰として、コレ、着てもらおっか♪」

 そう言って私は玲に服が入った袋を渡した。

「は!?」

 玲は驚く。まだ中身見てないのに驚くとか・・・・・・そんなに仮装嫌?

「今あけちゃだめだよ!」

 でもムシる。

「えー」

「今あけたら・・・・・・」

 そういって私はこぶしを握る。こうすると玲は簡単にビビッてくれる。はっきり言って楽です。

「分かったよ!」

「着てこなくても同じ事をするからね!」

 そう笑顔で私は言った。

「・・・・・・イッテキマス」

 なぜ片言? まあ、いいけど。

「行ってらっしゃーい!」

玲が部屋に入って少ししたら玲の嘆き声が聞こえました。
でもそんなのは気にしない。あーあ、・・・・・・楽しみだな。


******************10分後**************



「おーい。ユリ着替えたぞ」

 玲の声がした。やった! 見れる。どうなっているのかな。wktkだ!

「うん! 入ってきて」

 そう私が言うと玲がすっげーいやそうな顔をしながら入ってきた。そして最初の一言。

「オメー悪魔だな」

 ん? 聞こえなかったかな?

「お! 似合っているねwww」

「笑いながら言うなよ。てか、無視るな」

「いやでも似合ってるよホントwww」

「いや、笑ってるじゃん。でも魔法使いなのはまだいい」

「うん」

「だけど、なんで女装?」

 そう。玲は女装をしていた。(あ、描いてほしかったったらろろが描くって!)
黒のレースが入ったワンピースにガターベルト! ロングのウェーブがかかったかつら! 
 ちなみに全部私の自腹で買いました。
ズラも買ったから結構なお値段だった。そして私は玲の質問に答える。笑顔で。

「面白そうだったから」

 それを聞いて玲が呆然とする。

「・・・は?」

「にしてもハロウィンはやっぱいいね!楽しい!」

「・・・・・・なあ」

「なに?」

「ホントにコレがしたかったの?」

「うん」

「じゃあいいや」

 玲が、微笑みながら言った。それが気になった私は少し聞いて見た。

「何? 何? なんで?」

「別に」

 玲が言いたくないという顔を本気でしたので問い詰めると事をやめた。

「それじゃあお菓子食べようか!」

 それを静止するように玲が言った。

「その前に着替えて着ていい?」

「だめ」

 私が即答で言う。

「せめてズラだけでも・・・・・・これクルクルしてるから結構邪魔なんだよ」

 私は笑顔でこういう。

「でもダメ」

 断固拒否する。

「・・・ですよね」

 玲が、がっかりするように言った。というか本当にがっかりしてました。・・・・・・楽しい。

「まあまあ私が作った子のお菓子たちを食べようではないか!」

「ああ、うん」

「それじゃあ!」

 私が玲のテンションを無理やり上げるように言った。

「HAPPY HAROWEEN!!」


*番外編*
☆HAPPY HAROWEEN☆

—完—