コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 能力少女【超能力者?再募集】 ( No.62 )
- 日時: 2014/12/17 20:55
- 名前: ろろ (ID: EugGu6iE)
ダダダダダッダッダ!!!!!!!!!
「!?」
何事!?え!?なに?
足音に驚いたユリは数人の足音がしたほうを見た。
なんかもの凄い人いる!というかさっき騒いでいた人達だ・・・。あれ?
というか一人だけ椅子に座ってこっちにきている人いるんだけど!!
言っちゃいけないだろうけど・・・なんか、不自然すぎる・・・。
そうユリが思っていると1番最初に私の所に来た女の人がいきなり結構大声で言った。
「ねぇ!あなた誰!」
「はっはい!?」
ユリは突然言われたので驚いた。それを見た甘那はその私に向かってきた人たちに言った。
「何驚かせてんのあんたら。特にイア!!」
そういわれた人たちは別に気にするようすも無く、えー・・・と言うもそれ以外に言葉は無いらしく見向きもしない。それを見て甘那の顔がもの凄い形相に変わっていった。
なんか、甘那さんなんかもの凄く怒ってない?大丈夫かな?一応声かけたほうがいいのかな。うん。かけた方がいいな。
私を思って言ってくれたんだと思うし、それなら私にも責任というものがあると思うし。
「あの、甘那さん?怒ってます?あの、私大丈夫ですから、少し驚いたけど大丈夫ですから、ほら、気を静めてください・・・」
そうユリに言われた甘那はユリのほうを見た。
おお、甘那さん凄い怒っている顔をしていらっしゃる・・・。というか、怖い・・・。
「あの、甘那さん。顔・・・怖いです・・・。もの凄い形相です・・・」
「ああ、ごめんね?そうしないと懲りない人たちだから。なんか板に付いちゃっているんだよね」
「そうなんですか・・・」
だから甘那さん少しつり目なのかな・・・。
「まあ、いつもこんな感じだから気にすんな。ここをまとめるのほとんど甘那の仕事みたいなものだから」
いきなり玲が会話に入ってきたが、それは気にしないこととし、ユリは玲に話を聞くことにした。
「そうなの?」
「まあ、このアジトのボスもいるといえばいるんだけど、あの人も個性が凄いからなんとも言えないんだよ」
「ここに真面目な方は存在しないの!?」
ユリが驚く。そして玲がそっけなく答える。
「多分いると思うけど、個性が強すぎるから多分うもれているんだと思う」
もうなんかここ本当大丈夫なのかな?
一応ここに私の身をあずけるような形になるところだよね・・・。
まあ、守ってもらわなくたって生きてはいけるんだけど・・・。
「まあ、そのうち慣れるよ」
玲がユリに安心させるように言った。
「うん」
そうにユリが答える。その後に大丈夫だよという。そのやり取りが一段落するのを見て甘那が言う。
「それじゃあ、こっち来て。さっき話にも出てきたボスのところに行くから」
それを聞いたさっきユリのほうに走ってきた人で、
最初に来た女の人がムッとした表情をしてからかんなに言った。
「な・・・!!私の質問を無視して垣根さんのとこに行こうとするなんて・・・。甘那さんみそこなったよ!!」
それを聞いて甘那はあきれた表情を浮かべながらため息混じりに言った。
「無視するにも何もこの前言ったじゃん・・・。この子は咲乃 ユリちゃんで、これから私たちが守っていく女の子だよ・・・」
「「「「「「「!!」」」」」」」
何だ・・・?甘那さんが私のことを言ったとたん固まったんだけど・・・。というかなぜか睨み始めた人がいる・・・。え?私何か悪いことしたの?
え?何?え?
「そうなんだ。このこが・・・」
女の人は納得したように言った。
「そう。でも、詳しい自己紹介とかは後でね。先に垣根さんのところ行かなくちゃ」
そしてその女の人と、他の人たちに言うように言った。それに女の人が答える。
「うん。わかった」
それを聞いた甘那は何か後でやるかのようにジェスチャーをしながら言う。
「それじゃあ、後でね」
そして女の人も同じくジェスチャーで了解という合図をしながら言った。
「うん!」