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Re: 能力少女 ( No.7 )
日時: 2015/06/09 23:16
名前: ろろ (ID: HSAwT2Pg)

「あー疲れたー」

そう言って家に向かって歩いてるのは玲。

「そういえば、あいつになんて話そうか・・・・・・あっうぅ・・・・・・
腹が・・・・・・腹が痛くなってきた・・・・・・」

キィガチャ

「ただいま〜。ってあれ?」

静まり返った部屋。でも、電気はついてるし、人がいないわけでは
ない。しかしなぜか血の臭いがする。

  なぜだ?

その疑問はすぐに解決することになる。なぜならば、

「!!」「ユリッ!!」

数箇所になにかで刺されたような傷を負い、血まみれになって
倒れているユリを見つけるからだ。



****************************



  あーここどこ?白い壁、心配そうに私を見たいるのは・・・玲?
 ていうか

「近ッ!」

「あ、起きた」

「近い、近いから!」

「ああ、ごめん」

「・・・・・・」

「・・・・・」

「なんかしゃべれ」

ゲシッ

「「うわっ」」

「誰?」

ユリは、玲の足を蹴った女の人に尋ねる。

「ああ、はじめまして。私は蓮堂 甘那。こいつの同僚みたいなもん」

「はじめまして、れんどう かんなさん。私は」「咲乃 ユリさんでしょ?」

「あ・・・・・・そうです。でもなまえ・・・・・・」

「それは、あれ」

甘那は、ネームプレートを指差した。病院に入院したときにベット
の上辺りに飾ってあるあれのことである。

「ああ・・・・・・それか」

「でも、おまえその傷誰にやられたんだ?」

「いきなり!?まあいいけど、えーとね、玲の敵とか言ってたよ」

「え・・・・・・?」

「待ってその、人たち名前とか言ってなかった?」

「一人だけ言ってましたよ」

「なんていってた?」

「ロイって言ってました」

「そうなんだ・・・・・・でも一人はって言うことは他にも居たの?」

「はい」

「名前は分からないけど、なんか特徴ってなかった?」

「有りましたよ」

「どんな特徴?」

「なんか消えてました。あと、むかついた・・・・・・」

「むかつ・・・・・・」「あっそれは個人のことなので忘れていいです」

「あっそうなの。そっか、巻き込んじゃったか・・・・・・」

「巻き込むってなに?て、あっそうだ、私どれぐらいの間寝てました?」

「え・・・・・・えーと、二日間だよ?」

「えっマジで・・・・・・」

「どうしたの?」

「いや、これをやられる前に親から電話があってですね、
『2日後の夕方ごろにそっちに行くからよろしく』って」

「はあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 玲が雄たけびを上げた。だがそんな事は無視してユリは甘那に問う。

 「それで、今何時ですか」

「今、PM3:00だよ」

「玲」

「なんだ」

「分かっていると思うが、親にここに来るように電話して。」

「あーはい。分かったよ。じゃあちょっと行って来るわ」

「行ってらっさーい」

 ユリは手をぶんぶんと振って玲を見送った。




*****************************



「ただいまー」

「おかえりー。思ったよりも早かったね」

「おう」

「で、なんだって?」

「あと、1時間ぐらいで着くってよ」

「そうなんだ」

「じゃあ、私たちのことをあなたの親御さんが来る前に話しちゃい
ましょうか。
巻き込んでしまったのなら仕方がない」

「あっはい」

「じゃあね、私たちのことをわかりやすく言うと、秘密組織みたい
なものだよ」

「・・・・・・」

「あ〜そんな冷たい目で見るなよ」

「いやだって」

「しょうがない。私だって最初はそうだったし」

「そうだけど」

「えーっとね、ユリちゃんは超能力って信じる?」

「あーえと・・・・・・はい」

「え・・・・・・そうなんだ。以外」

ユリは玲に能力を使えることをいってない。そして玲はきずいてない。

「じゃあ、話は簡単に進められるわね」

「どうゆうことですか?」

「私達はね、超能力を持って頭がおかしくなったやつらを排除する
ための組織のメンバーよ」

「あ・・・・・・ということは」

「そう。あなたを襲ったやつらもその排除しなくちゃいけない組織
のやつらよ」

「そうなんですか・・・・・・ん?組織?」

「え・・・・・・うん。そうなんだけどあれ・・・なんかおかしいこといった?」

「いや・・・・・・さっきの説明聞いてたら、個人個人でやってるように
聞こえたので・・・・・・」

「そうなんだ。ごめんね。それで、その頭がおかしくなったやつらが
やろうとしているのが能力者だけの世界を作ることなんだよ」

「そんなこと勝手に自分達で勝手にやってたらいいんじゃないん
ですか?」

「それがね、勝手に自分達だけでウワハーイとかいってかってに
狂ってくれるだけならいいんだけどあかの他人も巻き込んで
やろうとしけるから・・・・・・」

「ああ、もうだめですね」

「そうだから、超能力者には超能力しゃをって言うカンジで
結成したのが私たちってわけ」

「ということは」

「私たちも超能力が使えるの。」

  え・・・・・・といゆとこはお仲間さんなのか!?

「どんな能力が使えるんですか?」

「わたしが人を寄せ付けないようにする能力で」

「俺が、風を操る能力」

「そうなんですか。あ、えーと複数使えるとかはないんですか?」

「それはない。2種類使えるってやつは知ってるけどそれ以外は
知らない」

「そうなんですか」
  
  ・・・・・・仲間いなかった。

「それに、じつは、会ったことはないけどそんな人がこの世界に
いるってことが最近になって分かったんだよ。」

  ・・・・・・。あれ・・・・・・それ私のことじゃね!?

「それにそのなんでの使える人を頭がおかしくなったやつらが
仲間にしようとしてるから、見つけ次第保護するように言われて
るの。それに」「おい!いくらなんでも話していいものと
悪いものがあるだろう」

たまらず玲が止めに入った。

「・・・・・・玲」

「何、甘那」

「止めに入るの遅くね?」

「いや、喋っていた本人に言われたくないよ!?」

「そうだよー玲なに気になるところで止めてんだよ」

「ダメなものはダメなの!たとえ止めに入るのが遅くても」

「あ・・・・・・自覚してるんだ」

コンコン

「ん・・・・・・誰だ」

「玲、見て来て」

ユリが言う

「なんかパシリになってきてない? 俺」

「しょうがないじゃん一応けが人なんがから。いいから行ってきて」

「分かったよ・・・・・・はい、どちらさまですか」

ガラガラ・・・・・・

「やほー。ユリ大丈夫?」「死んでないか!ユリ!」

「誰」

甘那が言う。

「大丈夫。死んでないから。パパ、ママ」

ユリがため息混じりにいった。