コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 能力少女 ( No.8 )
- 日時: 2014/08/19 00:22
- 名前: ろろ (ID: nGb.G1Wf)
「え・・・この人等がユリちゃんの両親!?」
甘那がものすごく驚いた顔で言う。それもそのはず。ユリの両親は共に
30代前半でどう見たって10代後半になる子供を持っているように
見えないからだ。
「そうですよ。」
「にしてもやっぱ子持ちには見えないよお前の親」
「なに、玲君。けんか売ってるの?」
ユリの母親が言う。
「いや、そう言うことじゃなくてですね、やっぱりすごく見た目が
きれいだなと」
「ああ、そういうこと」
「で・・・この人たちが、ユリちゃんのご両親?」
「そうです」
「ねえ、ユリこの娘、誰?」
「玲の同僚の蓮堂甘那さんだよ」
「ふーん。そうなんだ」
「あそうだ。あの、すみませんが、おなまえをお聞きさても
よろしいでしょうか?」
「なんでそんなにかしこまってるの?」
「一応年上なので」
「あっそうか。えーと私が由理菜で、この人が真里斗だよ。
そうだところでさ」
「何ですか」
「ユリは入院なんてしてるの」
「「・・・。え?何いってるんですか、由理菜さん」」
「え・・・?だって、こいつ超n」「うわわわアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
キィーン
同時にユリ以外全員が耳をふさぐ。
「・・・。すいません、今なんて」
甘那が言う。
「だから・・・あっそうなんだ。ごめんユリ。てっきり伝えてあるものと思ったから」
あぁ・・・テレパシーで止めたけどもう手遅れだろうな・・・。
「まあまあ、由理菜は何も悪くないよ。何も教えてくれなかったユリが悪い」
「んだと?(怒)」
「だって本当のことなんだからしょうがないだろ」
「何のこといってるんですか」「話の趣旨が見えてこないんですけど」
「ああ、ごめんごめん。・・・ユリ」
「何」
「あのk」「話したら駄目だよ」
「まだ何もいってないのに・・・もしk」「何も使ってない。
話の流れを見たら誰だってわかる」
「そうか・・・」
「だから、何のことなんだ、ユリ」
「おしえない」
「なんでだ」
「おしえたくない」
「ねえ、なんで?ユリちゃん」
「なんでもない。ただ、教えるのが嫌なだけです」
「なんで?私達は少し教えられない部分もあったけど、
私達が持っている機密情報を教えた!
なのになんであなたは教えてくれないの?」
「嫌だからです」
「もしかしてユリ・・・」
そこで何かに気がついたように由理菜が言った。
「もしかしてこの人たちのこと・・・」
「!!」
「信用してない?」
「「!!?」」