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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: .*+恋色涙+*. 君といた時間 ( No.10 )
- 日時: 2014/08/12 11:00
- 名前: 花楠 (ID: yWcc0z5O)
*Episode6*
「おはよー」
翌日、私はいつも通りに親友の所へ行く。
「あ、彩緒!遅いっ」
振り向くと同時に大きい声をあげる梨奈。
てか、遅いってどういうこと?
私が学校来るのいつもこのくらいなのに...
「今日、朝から大騒ぎだったんだよー」
梨奈さん、顔近いですっ!!
「な...何があったの...?」
私は一歩後ずさる。
「あのねぇー、イケメン2トップが彩緒ちゃんのこと探してたんだよ〜」
「そーなんだよっ。狐弓彩緒さんいますかー?って。まじビックリしたわー」
え?
イケメン2トップって誰やねんっ。
「その顔...まさか、イケメン2トップ知らないの!?」
一気にまくしたてる梨奈。
「う...うん」
「えええええええ!?彩緒ちゃん、知らないの?私も知ってるよぉ〜」
えええええええええっっ!?
それは、かなりやばいです。
亜朱花が知ってるのに私が知らないなんて...
「イケメン2トップは、1年D組の男子2人組のこと。2人ともイケメンって有名なんだけど」
「それって誰なの?」
「風間優翼と、五十嵐凪也」
えええええええええ!?
マ...マジですか...
私、昨日イケメン2トップと...
「で、学校来たら俺たちの所に来るように言っておいてくださいだってさー」
あ...昨日のあの話だよね。
うん、大丈夫。
もう昔のことなんだから。
大丈夫、大丈夫...
「何?行きたくないの?」
梨奈が心配そうにこっちを見ている。
「ううん。じゃあ、行ってくるね」
私は、少し重たい足を引きずって1年D組に向かった。
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