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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: .*+恋色涙+*. 君への想い ( No.10 )
- 日時: 2014/08/18 16:56
- 名前: 花楠 (ID: yWcc0z5O)
*Episode6*
「な...なに見てたの!?天野さん、幼なじみだからって調子に乗ってるでしょっ。瀧沢くんに天野さんは釣り合わないからっ」
ヒステリックに叫ぶろ、沢見さんは走って行ってしまった。
釣り合わないことくらい分かってるけどさぁ...
って、私たち付き合ってるわけじゃないしっ。
沢見さんって見かけによらず怖い...
調子に乗ってる訳じゃないけど...
私、未宇と一緒にいちゃいけないのかな?
不安になりながら、教室へ戻る。
「お、いたいた。どこ行ってたんだよ」
未宇が近づいてくる。
「未宇は何で私といてくれるの?」
「は?」
顔をしかめる未宇。
「幼なじみだから、しょうがなく?」
「違ぇよ。まぁ、幼なじみもあるけどさぁ。月乃といると楽しいし?」
さらっと私が喜びそうなことを言う。
“楽しい”って...
未宇はずるい。
「ほら、帰るぞ。てか、何で急に?」
「なんでもなーい。行こ」
釣り合う、釣り合わないの問題じゃない。
大切なのは、どれだけその人と一緒にいたいか。
未宇とはずっと仲良くしていきたい。
そう思った。
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