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Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(198) ( No.205 )
日時: 2015/05/22 22:21
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

「来ないで!」
「やめてください!」
「もうやめてよ!優美さんが死んだら、理紗ちゃんが独りぼっちになっちゃうよ!」
「私みたいな母親はいないほうがましよ!理紗のためにも!」
「そんなの違うよ!」
環奈はもはや泣きかけだ。
「どんなお母さんなんて関係ない!理紗ちゃんのお母さんは1人しかいないのよ!?」
「環奈・・・」
「優美さん・・・あなたはお母さんでしょ?お母さんなら、何があっても理紗のために生きて!お願い・・・もう誰も一人ぼっちにさせないで・・・・・泣」
優実さんは思いとどまったのかどうか・・・その場で泣き崩れた。
そして滋賀県警に連行された。
その1時間後・・・・
「御坂さん、どうして1億5000万円を出す気になったんです?」
「そりゃドラマを封印させたくなかったからよ。今回の役柄気に入ってるし」
「1億5000万を出してもいいくらい?」
「熊本君、あなたは何を言いたいの?」
「優菜のお母さんって、あなたなのかなって・・・・」
御坂さんは笑い出した。
「面白いこと言い出すわね。ご想像にお任せするわ」
やっぱり優菜のルーツは分からなかった。
「優菜、きっといい女優になるわよ〜」
「御坂さんに負けないくらい?(笑)」
その夜、自宅にて・・・
「ごめん、心配なんかかけさせたりして」
「いいってことよ」
「いや、反省してる」
「何を?」
「そりゃあさあ、やっぱり僕って幸せ者だな。こんなにいい仲間とめぐり会えるなんて」
「そうね・・・」
こうして、僕の最初の事件は解決したのだった・・・・・・