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Re: 公立理富雫高校、雑談部。 ( No.9 )
日時: 2014/09/15 11:31
名前: マリー@あんてぃーく (ID: MXL14IX2)

第四話「先輩」

「あ、ちょっと見たことない虫がいたから追いかけてた!」
「えー、また見つけたの?もうそういう力か何かあるんじゃない?」
「そんな力あっても欲しくないわ。」
「でも綺麗だったよ?羽とか」
「ラコは虫嫌いだからでしょー?」
三人の先輩による弾丸トークを悠と二人で見守っていると、また部室のドアが開いた。
「おーいお前ら、うるさいぞー。」
入ってきたのは、確か三年生の授業をしている男の先生と、
先程殴られそうになっていた(結局私に直撃)黒髪を一つにまとめている先輩と、
先程殴られた(わざとじゃないんだろうけど)ツインテールの先輩だった。
「あ、あの、さっきはごめんね?頭殴っちゃって…大丈夫?」
ツインテールの先輩が、申し訳なさそうに話し掛けてきた。
少し目付きが悪いが、声も綺麗だし、優しそうな先輩だ。
「あ、いえ、もう大丈夫です」
「そ、そう?ごめんなさい本当に…リノ先輩も何か言ってください!」
「えぇ?!あーあの、ごめんね!!この子私を殴ろうとしたんだけど狙いが外れて…ぐえっ!」
「そういう事じゃないです!もっと頭は大丈夫?とかあるでしょう!?」
「また喧嘩になってるぞ!お前ら落ち着け!」


今までの内容をまとめさせていただくと。。。

ツインテールの先輩が一つ結びの先輩を殴ろうとする
→主人公に当たる
→真梨子先輩に手当てしてもらう
→先輩達が一斉に入ってくる

そして今の状況ですwwby作者


「と、とりあえず大体わかりました」
「ご、ごめんねホントに…てかミキちゃんが殴ろうとしたのは、私が淹れたお茶がミキちゃんの頭に全部かかったっていうのが理由で…」

「あの……」
悠がまた何か言おうとしている。
「ん?」
思ったんだけど、悠が何か言おうとすると皆注目するよね←

「先輩達の名前とか、全く分からないので、教えてくれませんか?」

言い終わると、一つ結びの先輩が笑いだした。
「そっかそっか、言わないと分かんないよね。よし!じゃあ皆自己紹介しようか!」