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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋涙燦燦 [作者反省 ( No.120 )
- 日時: 2014/10/08 06:59
- 名前: 五線譜P(紗悠) (ID: lmEZUI7z)
「あと、モテるっていっても駒沢くんとは少し違うかな。柴岡くんが公にモテモテ。
駒沢くんは裏でモテモテなんよ」
遥美ちゃんが少し早口で喋る。
「それで……」
「ん?」
未だよくピンとこないことが。
「私に何の話なんだろ」
一瞬にして固まる空気
遥美ちゃんは呆れながら一息ついてつなげた。
「……告白に決まってんでしょ。らぶれたーなんだし」
「へ?」
「つ〜ま〜り〜、告」
「……白?」
なんだか変な掛け合いになった。
「なんよぉ〜やっぱ疎いなあ」
雫ちゃんがニコニコしながらそう言う。
告白、その言葉はあの日、初めて告白された日を思い出すには十分すぎる単語だった。
「俺はおまえのことが好きだ」
「ごめんなさい……付き合うとかどうとか分からないから……」
あの日の雰囲気、気持ちが全て込みあがってくる。
「……」
自然と便せんを手にしている手が震えてしまう。
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