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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋涙燦燦 自己紹介( ( No.149 )
- 日時: 2014/10/12 22:57
- 名前: *紗悠* (ID: lmEZUI7z)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38046
ドガッ!
するとコンクリートに何かがぶつかるような音がした。
それと同時に肩に込められていた力が抜ける。
「え……」
そんな私の声は出ているのか出ていないのか分からないくらいに小さかった。
「何やってんだてめー!!こんなに嫌がってんじゃねーか!!」
目にある光景が入ってくる。
そこにあったのは
薄暗い体育館裏と
見慣れた背中姿と
柴岡君のおびえる姿が。
耳には聞き慣れた声の怒鳴り上げる声が。
それの瞬間、渇ききっていた私の心が一気に満たされる感覚に私はおそわれた。
自分の知らない"何か"に気付いたみたいに。
その直後、極度のプレッシャーと緊張と恐怖のせいか私は気を失い
そこで記憶が途切れた
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