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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋涙燦燦@キャラ募 ( No.177 )
- 日時: 2014/10/18 22:54
- 名前: *紗悠* (ID: lmEZUI7z)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
「それで何事かと思って涼架が行った体育館裏に行ったわけ
そしたら涼架が告られてるんだもん。
遠くて涼架達の声は聞こえにくかったけど」
つまり告白されていた時点で湊くんは……?
あれ、でも少しおかしいことが。
「あれ、でも来たのは…」
「うん。体を押しつけられてた時」
「え?」
若干話がよくわからない。
何で手紙を持っているのか。
声が聞こえていなかったのに告白だって分かったか。
そんなふと思った疑問はすぐに答えが出てきた。
「この手紙は教室で見つけたんだよ。誰もいなくて涼架も来ないし
暇してたら涼架の引き出しの隙間からこれ見つけてね」
そう言いながら右手で便箋をひらひらさせている。
「と言ってもすぐ見たわけじゃないぞ?その時は見なかったけど
外にいるおまえ見て少し躊躇したけど見た。それはごめん」
そう言って両手を合わせ謝る湊くん。
普通、自分のものを勝手に見られたら怒りとか少なからず感じると思うけど
なんでかこの時、まったくそんな感情はなかった。
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