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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋涙燦燦@湊くん最 ( No.221 )
- 日時: 2014/10/29 22:56
- 名前: *紗悠* (ID: lmEZUI7z)
彼の告白の言葉一つ一つが頭の中でセレモニーベルのように美しく響く。
彼の言葉は例えることの出来ない自分の大きな思いを精一杯言葉にしたのがこうなのだろう。
『ちゃんと思いを伝えないとけんよ?』
そんな遥美ちゃんの声が聞こえた気がした。
もちろん思いには嘘をつかず全力で応えます……
「わ、私もっ、湊くんのことが……だ、大好きっ!」
私の顔は涙で目が潤んでいながら凄い笑顔だったと思う。
自分の笑顔は自分に見えない。
けど生きてきた中で一番最高の笑顔だなって手に取るように分かった。
故に言う、泣き笑い。
それが私の人生最高の笑みだった。
◇ ◇ ◇
「涼架……おめでとっ……」
廊下に立ち壁にもたれる一人の少女。
口で祝いの言葉を漏らしながらも、
笑うことはなく、
頬を切なく涙が伝っていた。
◇ ◇ ◇
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