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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 〜+.:**恋涙**:. ( No.335 )
- 日時: 2014/12/21 00:20
- 名前: *紗悠* (ID: w4zhaU6v)
「あ、来た」
神経が研ぎ澄まされていた私は即座に後方を向いた。
視線の先にはゆっくりとこっちに向かってくる影が。
間違いなくあれは涼架だ。
小夜のを見た後だからかなり遅く見える。
そして涼架は安全運転で到着した。
肩までおろしてる髪は珍しく横で一つに纏め左肩におろしている。
水色のミモレ丈のフリルワンピースはとても似合っている。
て、どうしてこんなにも涼架を意識して気になってしまうのか。
『おまえは小鳥遊のことどう思ってんの?』
真蔵くんの言葉が蘇る。
涼架は……私の親友だ……
でも親友である上に、
一枚も二枚も上手の恋敵なのか。
一瞬でもそう揺れた自分の心は嫌いだ。
「……あれ?雫は?」
「雫?今日は何か用事があるみたい。」
涼架が自転車を置きに行ってる間に小夜に聞いたらそう返ってきた。
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