コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋涙*@感動無し壁ド ( No.348 )
- 日時: 2014/12/27 22:34
- 名前: *紗悠* (ID: w4zhaU6v)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
「……」
というか稼ぐというのはホテルとかそんなのにぶち込むアレでしょう。
「君さ、多分そこらの女の子の何倍も可愛いからさ」
そうでしょう。
私は人なりには貧乏を理由にしないで可愛くなれてるはず。
「どう?俺らのグループに入らない?結構稼げると思うよ?」
ピキッ
「"貧乏"なんでしょ?お金がほしいんでしょ?」
ビキッ
何か惨い音が脳でした。
貧乏を負い目に私はいきたくない。
それを理由に道を外れたくない。
芯は強く。意志は高く。
私は可愛い私でいる。
こういう時は冷静に冷静に。
そして
笑顔で
「 ……♪」
たった5秒くらいのセリフを私はやんきぃの方々に放った。
それは自分でも分かるくらいの満面の笑みで。
やんきぃの方々の表情は鳩が豆鉄砲というか大砲だね。
大砲ドカーン。
もう表情どころか体の動きすら止まって硬直している。
- Re: 恋涙@鳩に大砲ドカ ( No.349 )
- 日時: 2014/12/29 22:55
- 名前: *紗悠* (ID: w4zhaU6v)
そして私は何の躊躇いもなく彼らの横を素通りした。
それはそれは瓢瓢とした表情で。
あとすっごいニコニコしてるはず。
これがいわゆる慣れという奴でしょう。
実際私は可愛い可愛いと家族、親戚では治まらず。
キャッチセールス、やんきぃetc...
その人たちからもてはやされたり誘われたりが日常で在り来たりだった。
親と出かければいいものの、母も父もほぼ毎日働いているから出かけたりはいつも
一人のオンリーワン。
そして声を掛けられたり絡まれたりして私は断りきらない。
まぁ断れないことはないけど公衆の場では晒し物だから。
んで、ひ弱そうな自分を見せて誰もいなそうな場所に連れられ。
というか付いていって。
私をヤバめのDVDやグループに勧誘してくる
"下劣"で"卑猥"な方々に一言放って逃げる。いや帰る。
これが凄い破壊力。
やんきぃとかそう人達は狙う女の子が逃げようともがく姿をも見て楽しんで余計に面白がって弄ぶ。
だから敢えてもがかず。
そして裏を返して油断してヘラヘラしてるやんきぃとかの人達を驚かす。
いっつもの自分の笑顔で、大砲でどかーんとね。
- Re: 恋涙*@不良への勝ち ( No.350 )
- 日時: 2014/12/30 21:07
- 名前: *紗悠* (ID: w4zhaU6v)
♪〜♪〜♪〜
自分のケータイが鳴る。
つい先月買ってもらった中古のガラパゴスケータイ。
みんながスマホを持つ中少し古いけど機能はしてるから私は満足している。
この着信音は……メールかぁ
「あ、ハルちゃんだ」
−From ハルちゃん To 雫♪
雫〜、今日シスナ来れないの〜?
「……」
さらっと読んで間もなく返信を打ち込む。
慣れた手付きでガラケーの十字に区切られボタンを手早く押す。
−From 雫♪ To ハルちゃん
ごめんね〜
今日は会う人が居るからさ〜
今度またみんなで遊ぼうね〜
「送信っと」
片手を挙手するように高く挙げ十字キーの真ん中を押した。
もちろんアンテナは最長の長さまでのばした。
こうしたらよく届くとか思ってる。
「さてと」
やんきぃに絡まれたけどまだ時間には余裕がある。
「会いに行きますか〜」
約束の場所へと私は歩みだしだ。
私、砂村雫には……
同じ日に産まれた幼なじみがいます