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Re: 恋涙燦燦 謎の告白? ( No.60 )
日時: 2014/11/21 06:55
名前: 峰川紗悠 (ID: lmEZUI7z)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38046

フリータイムでお土産を見ていた時のこと。
「小鳥遊、ちょっと来てくれ」
突然話しかけられた。
とゆか呼ばれた。
相手は名前も知らない男子。
話したことはあるかもだけど多分他のクラス。
特に急ぎの用事も無くフリータイムもまだ時間があったから二つ返事で了承した。
その時、一緒にいた遥美ちゃんと小夜ちゃんにヒューヒューって言われた。
けど、その時はなんでそんなことをしているか予想もつかなかった。
先を行く彼について行き辿り着いたのは店の外。
11月だったし北風が少し吹いていた。
誰も周りにいない。
先生すらいない。
もちろん生徒も。
そして彼は立ち止まりこちらを振り向いた。
お互い向き合っている。
小道の真ん中。
北風に制服の黒いスカートが揺れる。
彼は頬を少し赤くしていた。


私はこの後 なにが起こるかを微塵にも考えてなかった。


「小鳥遊」

「は、はいっ」

少しは考えてれば良かった。

平凡な私の脳を少し恨みます。

「お、俺はお前のことが好きだ」




それは愛の告白という名の告白だった。