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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋涙燦燦 参照400感 ( No.95 )
- 日時: 2014/10/03 00:02
- 名前: 五線譜P(紗悠) (ID: lmEZUI7z)
「……」
何だろう、この気持ち。
ふわふわの雲に包まれるような。
温められ幸せになるような。
今までに味わったことのないような感覚。
「ま、まぁ俺から見た涼架は素直で照れ屋でちょっとバカで優しい。かな」
「バ、バカって酷くない?」
「褒めてんだよ。バカで単純で可愛い所」
[可愛い]
初めて言われた(男子から)単語にドキッとする。
「あ、少し照れた?可愛い♪」
……図星
「ち、違う……」
「違くないでしょ〜、あ!じゃあ俺は?涼架から見て俺はどう見える?」
机越しに体を乗り出してくる彼。
顔、いや体全体の温度が上がるのが分かる。
「湊くん……」
いつもの姿をいつも通りの姿を見て……
「湊くんは……」
「うん」
「元気で正直で、とっても真面目で、あと……」
「あと?」
「……モテモテ」
……小夜ちゃん情報。
「い、いや何でもないや。あととってもカッコいい!」
……ん?今、カッコいいって?
何か普段口にしない言葉が。
「あややや、何でもない何でもない……」
私は笑って何となくごまかした。
一人であたふたする私を見て湊君は少し笑ってたな。
2.「特徴」fin
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