PR
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: SANDAI ( No.12 )
- 日時: 2014/09/26 22:33
- 名前: いろはうた (ID: 5obRN13V)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
*鶴の話をかなり強引に無理やり終わらせた感が満ち溢れていて若干しょんぼりしておりますいろはうたです。
こんばんは。
オチがしょーもなさすぎることに定評があります←
しかし!!今回は、墓書が結です。
しかも今回は、いろはうたが苦手で墓書が得意な現代ものです。
彼女ならば、さぞかしすばらしい物語として幕引きをしてくださることでしょう。
いろはうたなぞカレーの福神漬のような存在ですので!!
皆様!!
墓書の執筆にご期待ください!!←
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
起
*カサリ、と乾いた音がした。
リュックから取り出した教科書を机に入れるのをやめて、とりあえず机の上に置く。
中を覗き込むと、少ししわがついてしまった白い封筒がすみの方に入っていた。
見覚えがない封筒だ。
眉を寄せながら、指先でつまんで取り出す。
開封し、中をのぞく。
一枚の白い紙切れに右上がりのくせ字で
『今日の放課後、体育館裏で』
とだけ書いてあった。
眉間のしわが深くなる。
わけがわからない。
なんだこれは。
とりあえずいじめ……ではなさそうだ。
かといってラブレターにしては、あまりにもそっけない。
普通は下駄箱にいれるものだろう。
もう一度紙切れに視線を落とす。
送り主に心当たりはない。
相手の意図も分からない。
というか、相手が男か女かすらわからない。
ため息がこぼれた。
妙な一日の始まりだ。
こんなもの、別になかったことにすればいい。
そう思っているはずなのに、一日の全ての授業が終ると、足は自然と体育館に向かってしまっていた。
PR