コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: SANDAI ( No.15 )
日時: 2014/09/27 22:27
名前: 墓書 (ID: w.lvB214)



どうも、墓書です。


ごめんよ、いろはうたさん!!
と、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、また迷惑掛けますね!(えへへ
因みに、福神漬けのないカレーはネタのない寿司と同じくらいだと思ってるよ!
福神漬け美味しいヾ(@⌒ー⌒@)ノ


と、いうことで続きをポイっと♪









ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(;‾◇‾)┘






「久しぶりに来たかも」

辺りを見渡し独り言ちる。

用事もなくすぐ此方へ来たので、どうやら相手よりも先に来てしまったようだった。

体育館からはバスケ部がドリブルする音が響いていた。

何をすることもなく、ぼーっと足下の雑草を眺める。

茂る草を払いながら、告白の場にしてはここは少し不似合いだ、と思った。

体育館で日差しは遮られ少し薄暗く、華やかな告白には合わない気がする。

残念なことに、今まで告白をされたことが自分にはないため、実際のところどうだということは知らないことだけれど。

そうやって知らず知らずのうちに、考え込んでしまっていたのだろう。

近づいてくる足音が聞こえ、そこでようやく人を待っていたことを思い出した。

やはり、気になっていたのだ。

誰が、何で、どういうつもりで。

こんな手紙を自分に渡したのだろうかと。

その真相を聞こうと思って、自分はここに来たのだ。

今来た相手がその待ち人かどうかはわからないが、一先ず顔を見てやろう、とゆっくりと振り向いた。








「…え」


そこには誰もいなかった。

おかしい。

確かに誰かが来たと感じた。

おとだって聞こえた。

きのせい、だろうか。

でも、きっといる。

だって、さっきまで、そこに。





風が吹いた。

何かが目の前をヒラリと通り過ぎる。

と、同時に懐かしい香りがした。






「久しぶり、だね。」