コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: SANDAI ( No.31 )
日時: 2014/10/08 12:34
名前: 墓書 (ID: EM5V5iBd)



死んだ…

逃げましたよ、ええ。

だって、大正とか大正デモクラシーってくらいしかわからん

こころって時代いつだ…

読まないジャンル過ぎてもう、何も浮かばない

やけです

仕方ない、承だし、いいよね!!!

後で、我にかえって書き直すかもしれないです





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あの日、自分は綺麗な雪うさぎを抱えて家に帰り、家の中に持ってはいることも出来ずにうろうろしていると、お姉さまが窓の外へ飾ってくれた

それを毎日のように眺めて、いよいよ溶けてしまうと、びーだまをそっと持ち上げて箱にしまった

少し大きくなって、お裁縫が上手くなったときに小さな巾着を作り御守りにして、今では常に持ち歩く状態だ

あれから、彼は私のところへ毎日のようにやってきては一緒に遊んだ

約束もしないまま

あの時、あの場所で

ただそれだけのものを続けて。

寒かった雪遊びが寒くなくなった

まるで、あの「ほっとちょこれぇと」を二人で分け合っていたみたいだった

不安な時もあった。

もしかしたら、雪が溶け春が来たら、彼は居なくなってしまうんじゃないかと

彼を待つ間にそう考えては寒さに身体を震わせた

けれど、彼が来るとそんなことはすっかり忘れてしまったものだ

ふつふつと懐かしい思い出が蘇る

「また、この季節が…」

こんなにも寒いはずなのに、心はあったかくて

あの日からずっと自分はこの季節が好きだった

「桜子」

あの頃よりずっと声が低くなった

少しだけ、柔らかくなって大人びた声になったが、昔のぶっきらぼうで少し幼さのある声も今の声も桜子はどちらも好きな声だった

「寒かっただろう」

あの日からずっと、この関係が続いたままだった