コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: SANDAI ( No.40 )
日時: 2014/10/25 21:43
名前: いろはうた (ID: 5obRN13V)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

……このSANDAIがカオスじゃなかったことなんてあっただろうか。いやない。(真顔


……ああそうだ認めますよ!!
いろはうたの頭の中はお花畑だって!!!!!(投げやり

ちなみに一番最近に見た夢は、ひたすら紫のネイルを我が友人の爪にフードコートで
シンナーの匂いをまき散らかしながら、うどんを放置して塗り続けるという
なんともカオスな夢でした……



〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜



*「あ、姉貴……!?」


この男前でいて、全然女っ気のない顔。

見間違えるはずがない。


「どうした。

 おまえ、いつもは可愛らしく、お姉さま☆っていうじゃないか」


どうしたもこうしたもねーよ。

いや待て。

その前に、なぜ姉貴までここに!?

つか、これは夢なのか!?

マジでわかんなくなってきたんですけど!?


「レイ様。

 貴方様は女性ではなく男性でございます」


と表情も変えずにネアと呼ばれた超絶美形が答える。

……は?

女……じゃないだと……!?

え。

なんだ。

女装癖があるっていうのか!?

姉貴に!?

いや、姉貴はそもそも女で……ああああああああわけわかんねえ!!

っていうか、その隣でお姉さまとやらが盛大に舌打ちしていらっしゃるんですが。


「いちいち言うな、ネア」

「ですが」


つまりあれか。

姉貴はこの世界で男のくせに、ドレスを着ていて、しかも妹というポジにいる俺に

お姉さま☆と呼ばせているらしい。

どうかこれが夢であってほしい。

なんてカオス。

頭がこんがらがってきた。

ショート寸前です。


「……頼むから、一人にしてください」


俺はコルセットのせいで息が出来なくて朦朧とした意識の中でなんとか言った。








部屋から俺以外出て行った。

ばたっとふかふかのベッドに背中から倒れる。

やばい。

ふかふかすぎる。

温かすぎる。

肌触りよすぎる。

目まぐるしく起きるわけわからん事態につかれていたらしい俺は

起きたばかりだというのにまたも意識が薄れていった。









っは。

意識が浮上するのを感じる。

えーっと……

そっと目を開ける。

手を持ち上げて視界に入れる。

よし、人間の手だ。

しかもごつごつしていて男っぽい。

姫じゃない。

よし。

よしゃあああああああっ

一気にテンションが上がる。

がんばって目をこじ開けた。

今度こそ、騎士でありたい。

がばっと体を起こして、一番に目に入ったのはかぼちゃのパンツ。


「……え」


なんか白タイツまで履いていて、キモいことこの上ない。

小田和正さんの歌が脳裏に流れるんですけど。








………どうやら、今回は騎士じゃなくて、かぼちゃパンツの王子になってしまったようです。