PR
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 世界が終わる。その時まで… ( No.3 )
- 日時: 2014/09/26 17:39
- 名前: ちほりん (ID: joMfcOas)
「ふぅー。」
ため息をつきながら教室のドアを開ける。銀河とは違うクラスなので廊下で別れた。
別に私は、物静かな女の子ではない。友達もいる。なぜ?どうして私の日常はこんなにつまらないものなのだろう…
「お!瑠奈ー!おはよー!」
「あ、麻里。おはよう」
彼女は私の親友。席も隣。そして、銀河の他に唯一私の力を話すことができる友人。
私の力?それはね、この世界を見守っている“精霊”を呼び出せること。私が呼び出せる精霊は、“月の精霊”と、光の精霊”。ちなみに、銀河もこの力を持っていて“月の精霊”を呼び出すことができる。
「はーい。みんなー!席について!!数学だよー!」
「はーい。」
皆は、くらーい返事をして自分の席に戻る。数学かぁ〜
そんなこんなで今日の授業は終わり。さあ、早く帰ろう。
「じゃあね!!また明日!」
「「バイバーイ。また明日〜!!」
帰りは麻里と銀河と私の三人で帰る。ちょうど曲がり角で麻里と別れる。
「あのさ〜」
「ん?何?」
「いや、何でもない。」
「なんだよー」
はあぁ〜
私は、いつもこう。銀河と話したいけど話題がない。でも、他の人は普通に喋っている。ほら、前の人達や、横の人も。
「じゃあな。」
「うん。バイバイ」
私の家の前で別れる。銀河の家は私の家の少し先。
「ただいまー」
「おかえりー」
兄が帰ってきてる。兄の高校は特別な高校なので、少し他の高校と違う。だから中学校よりも先に帰ってきてる。
「あ、そうだ。瑠奈ー話があるんだけど…
PR