コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ジャムのように甘く優しい恋物語【キャラ応募開始!】 ( No.37 )
- 日時: 2014/10/04 16:50
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
ハニーside
星野天使くん。
天使を自称する男の子で、私たち家族にとっては、家族同然のような付き合いをしている男の子。
彼は、昔から特撮ヒーローものが大好きで、昔の特撮ヒーローものは、ほとんど観つくし、大抵のことを知っているまさにヒーローオタクだ。
彼は、私たちに「応援講座」を披露してくれた。
「ヒーローの声援は、彼らにとって何よりのエネルギーになります。ですから、悪役に勝ってほしい、負けないでほしいという気持ちを込めて声援を送るといいですよ」
すると彼は、手をメガホンにして、ハスキーな声でカイザーマンに声援を送り始めた。
するとどうだろうか、今まで劣勢だったカイザーマンが、敵の攻撃を受け止め、拳を繰り出して、一気に形勢逆転を始めたのだ。それを気に、ショーは最高潮の盛り上がりを見せ、子どもたち(と私と星野くん)の声援が響き渡り、カイザーマンは悪者に勝利してショーは終了した。
「面白かったですね」
星野くんは少し笑みを浮かべ、立ち上がる。美雪ちゃんと青井さんは、少し引いていたのか、汗を浮かべ、苦笑いしていた。
「みなさんは、この後、何か予定とかありますか」
先ほどのキラキラした瞳はどこへやら、あっという間にクールないつもの星野くんに戻ってしまった。彼は普段は冷静沈着だけど、特撮ヒーローものと大好物のカレーパンが絡むと、目をキラキラさせて、明るくイキイキするんだよね。普段とのギャップが結構笑えるのは内緒だ。
「う〜ん、特にこれと言って用事もないけど…」
「じゃあ、これから、僕と一緒にボクシングの試合観戦に行きませんか?
今から僕のライバルの試合があるんです」
星野くんは、昔からボクシングを特技としており、大会で優勝したこともあるらしい。
試合は無料で見ることができるらしいので、私は興味をそそられた。
他のふたりも同意見なようで、ボクシング観戦が決定した。
それにしても、星野くんのライバルのボクサーって一体どんな人なんだろう?