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アップルside

親友から、ある日付き合ってと言われたら

きみならどんな答えを出すだろう？

僕は、まだ答えを出していない

親友以上恋人未満

表現するのは簡単だけど

実際にはなんとも言えない距離

僕の親友のヨハネスくんは

小さい頃からずっーと一緒

家も隣同士、席もいつも前か後ろだった

僕たちは、たまに喧嘩もしたけれど

それでも１日で元に戻った

強くて脆い

それが僕らの絆

それが僕らの友情

少しの事でヒビが入るし

些細な事で元に戻る

温かくて優しい彼の掌

女の子のように細くて長い指

彼の優しい温もりが、不安で怯える僕の手を

そっと優しく握りしめる

その温度はまるで冬のストーブのように心地よくて

こたつのように頼りになる彼の掌

決して大きいとは言えないけれど

僕はきみの手が大好きだ