コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

2話 №6 ( No.38 )
日時: 2014/12/30 16:21
名前: 占部 流句 ◆PCElJfhlwQ (ID: zCJayB0i)
参照: よいお年を!


「あいらーぶゆー あなぁーたといたーからぁ」

 隣で熱唱しているみかちゃんを見つつ、私は携帯を気にしていた。朝から何通かメールをしているが返信がこないどころか読んだ形跡もない。寝込んでいるのかな。携帯を全く見ないってのも無いと思うし……。さすがに心配だ。

「みかちゃんごめん。ちょっと電話してきていい?」
「ん? いいよ。ってかだれに?」
「──っと。さ、さく……業者。柵業者さん。うちの前のとこ壊れちゃってて。」
「ふーん。そっか。じゃあ、あと10分だし、終わりにしよっか。私はこの後彼氏の家だし。」

 さく、まで言ってのあれは若干ヤバかったか。でもそこは優しいみかちゃん。救われました。ドリンクバーのコップとマイク類をカウンターに返し、足早にトイレへ。履歴の一番上にある《秋也君 携帯》から発信。

ぷぷぷ。ぷぷぷ。

秋也君、どこだどこだ?

ぷるるるる。ぷるるるる。──ガチャ。

キャッチ!

「…………。みゃあ」

 うおっ。秋也君、か?

「みゃぁお」

 ネコ。ネコだ。ん? これ秋也君の携帯にかけたよな。この前秋也君のお家に行った時はネコなんていなかったし、そもそもアパートだったら動物とか駄目……!
 まさか誘拐? そんなことが頭をよぎる。なんだ? ネコに誘拐されたか? この状況で私に課せられた課題はただ一つ。秋也の家に行く事だ。


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【筆者のひと言】

クリスマスも終わり、皆様どのようにお過ごしでしょう? バタバタしている方も多いのではないでしょう。僕もそのうちの1人です。

今回本文が少なめになっているのですが、こっちを書くためです。はい。えー。年末年始は僕も父方の実家に帰省します。日程は今日からです(笑)一応携帯はつながりはしますが、遅いし僕が面倒なので(汗)ということで、少しの間お休みいたします。年明け5日くらいは更新ができないと思いますで、よろしくお願いします♪

PS
参照300突破いたしました。本当に感謝感激です。これからはもっとこの小説をいいものにするために精進致しますので重ねてよろしくお願いします。(この日本語で合っている……のですか?)