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夜。女王様に部屋を用意してもらって順番にお風呂に入り、ご飯を食べて、お喋りしていた。



「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「里見！もしかして……」

「女王様!!」

まさか!?さっきの嫌な予感が……



「……あなたが女王様の命を狙っていたのですね。音和光輝さん。」

「違う！俺はやってない！」


急いで行くと、私たちの他に人魚の国の住人と音和光輝君もいた。

女王様は人魚の命の元になる、“マーメイドジュエル”を何者かにとられたみたい。それで、そこにいた光輝君が今、遥香に疑いをかけられている。


「……奪った……ひ……人は……男……で……」

「女王様!!」

ヤバイ！このままじゃ……

「どうして女王様の近くに居たんですか？」

「俺は……用事を頼まれて、ちょっと目を離したすきに……」

「怪しい人は見てないのか？」

海音の目が物凄く、黒くなっている。これは、物凄く怒っている証拠。だって、目付きも悪くなってるし。


「うん……。でも、俺じゃない！」

「もしかしたら……！」

「アクア!?サンゴ!?」

「ごめん！直ぐ戻るから！後、光輝君は犯人じゃない!!」

アクアとサンゴは、そう言い、部屋を飛び出していった。