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「何だよ。まさか、俺が犯人だとか言うなよ。」

「メイラさん。本当のことを言ってください！」

アクアとサンゴがつれて来た人は私達が初めて人魚の国に来たときに案内してくれた人だった。

「ふふふ……アハハハハハハ……」

メイラさんは不気味な笑い声をあげながら、

「なーんだ。ばれちゃったか……。そうだよ俺が犯人だよ」

「どうして!?貴方は女王様の……」

メイラさんが犯人？あの優しい人が？

「あり得ない……」

「貴方は女王様のフィアンセ何でしょ！」

フィアンセ…？ああ、婚約者の事か…

「婚約者!?」

「俺はマーメイドジュエルを奪うために婚約したんだ。」

「それだけのために…？ 」

「ああ、そうじゃなきゃ手に入らないだろ？」


それだけのために……女王様を……

「もしばれても光輝君に罪を擦り付けるつもりだったの？」

「ああ、そうさ。」

酷い……

「リアナ」

「はい。」

リアナと言われた女性がメイラさんを連れて奥の部屋へと歩いていった