コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: Sweet×Sweet ( No.20 )
- 日時: 2015/05/06 15:45
- 名前: 左右りと (ID: qrfsNuOz)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs/index.php?mode
【スミレ・白 1/6】 きっと大切に
詞を書きます。
小説を読みたかった方……申し訳ありません。
これはわたしの自己満足なので、読まなくても大丈夫です。
————————————————————————————————————————————
地に咲いた花は 清らかで
哀しげに揺れては 空を仰ぐ
遠く——遠く離れたあなたを想う
いくつもの感情の中で そっと抱きしめた
たったひとつの感情‐オモイ‐
日をめくるたび 失くしていくもの
日がくれるたび 忘れていくもの
すべて あなたがくれたもの
数えきれない日々を おぼえていますか
もう思い出せない 過去の世界‐コト‐を
あなたのなかで 消すことができますか
星が降るような この場所で
あなたの名前を呼んでいる————
忘れてきた 想い‐キオク‐すべてが
菫‐スミレ‐となり わたしを包んでいく
大切に 想って 思ってきたものが
消えていくことが 怖くかった
失うたびに 空いていく 心の穴が
痛かった
だけど、それさえも……
キエテイク
最後の想い‐キオク‐が 残るこの場所で
あなたという わたしを
きっと
大切に
————————————————————————————————————————————
意味が分かりません。
お察しいたします。ですが、怒らないで下さい。
わたしもよくわかっていませ((殴
では恒例の解説を……
*
わたし——すみれといいます——は、星のよく見える場所で菫に囲まれています。ここでの菫はすみれの記憶、大切だった思い出のことです。
すみれについてですが、彼女には将来を誓い合った大切な人がいまました。しかし彼は、病気で亡くなってしまいます。彼のいない世界で過ごしていくうちに、彼女の中から彼が消えて行ってしまいます。色を失った世界で、菫は年を重ねていく、その分だけ彼を忘れてしまうのです。
人間は人の顔から忘れていくらしい(多分※)です。
彼の笑った顔、怒った顔、寂しげな顔、うれしい顔、泣いた顔、喜んだ顔……。日をめくるたびに彼の新しい表情を知れる……それがすみれにとっての何よりの喜びでした。しかし年を重ねるとともに体も記憶も老いていく。古い記憶ほど霞んで鮮明さを失う。それが彼女に何よりの苦しみを与えます。
そして、彼女は彼女の記憶の中で、唯一色あせない……ある場所へと行きます。よく星の見える場所——そこは彼と永遠を誓った場所でした。星となってしまった彼に一番近く、そして一番幸せだった場所。そこには彼女のなくした想い(記憶)が菫となって咲いています。菫に囲まれて、すみれは彼との約束を思い出しました——。
*
突然ですが、ボーカロイドの曲を作っていらっしゃる『てぃあら』さんという方をご存知でしょうか?
知らないという方は、ぜひてぃあらさんの曲を聴くことをお勧めします。
そんなてぃあらさんの曲を最近聞いているのですが、とても感傷的になってしまうような、問答無用で涙が出てしまうような曲に、歌詞に憧れまして…………。
このようなものを書いてしまいましたあああっっ!!!!
全然感傷的にならないのはおろか、なにを言っているのかわからない挙句、言い訳をするという愚行
どうかお許しください<(_ _)>