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ここは天国。私は４ヶ月前、事故に遭った。助かりたかったけど、助からなかった。
だから、今から武瑠に手紙を書くんだ。今の状況じゃ、会いに行けないからね。


『武瑠へ

元気にしてる？私は元気だよ。小説家にはなれた？私は漫画家になれなくて夢は叶わなかったけど、武瑠は叶えてね。

こっちの世界の暮らしも慣れてきたよ。皆、親切にしてくれるんだ。
武瑠と会わなくなってもう４ヶ月も経ったけど、私は全然変わってないよ。

また会える日が来たら、楽しみにしてるね。

望美より』


「ふぅ」

私は手紙を書いた後、ため息をついた。

「もう４ヶ月も経ったんだね。皆、元気にしてるかな？」

「そんなに気になるなら、会いに行かれてはどうですか？」

執事の瑠花が言う。

「会いに行きたいけど、そしたら帰るのが辛くなるでしょ……」

「そうですか……。では降りたければいつでも連絡してくださいね」

「うん。」

凄く皆に会いたいけど、そしたら帰るのが辛くなるから絶対会いに行けない。




ここまでが今の私の状況。これからは中学生の頃のお話しをするね。