コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 夢が叶った少年と夢が叶わなかった少女の話 ( No.8 )
日時: 2014/10/19 22:44
名前: ちほりん (ID: gfjj6X5m)



「ちょっと待ったー!」

湊がそう言い、学年1の美少女、東城 あゆみちゃんを連れてきた。

「神くんッ!学校案内してあげるよ♪」

あゆみちゃんはそう言い、神の腕に抱きつく。これなら……!

「望美ちゃんは?」

「へ?私!?」

「うん。案内なら望美ちゃんにしてもらいたい。」

どうやら神には美少女効果は効かなかったみたい。

「望美の代わりに俺が案内してやる。来い。」

武瑠は神の腕をつかんで教室を出ていった。神の顔はいたずらっ子の顔をしていた。……何か考えてるな……


「望美っ!よかったね!武瑠に助けて貰って」

「うん。まぁ」

私がピンチの時は昔から武瑠が助けてくれた。そのせいで、冷やかされることもある。双子だけど、顔全然似てないもんね……



「はーい。席についてー!」

あ、先生来ちゃった……

「じゃあ、またあとでね。」

「うん。お昼にね。」

私は葵にそう言い、自分の席についた。


「あれ?里見と夢原はサボりか?」

結局、二人はいつまでたっても戻ってこないので、授業を進めることになった。