コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ハツコイ【オリキャラ募集中】 ( No.105 )
- 日時: 2016/08/04 22:22
- 名前: てるてる522 (ID: VNP3BWQA)
どうも、てるてる522です!
更新ほったらかし本当にスミマセンでした(><;)
その分もかねて、本編をじっくり進めていきたいと思います♪
というわけで、早速レッツゴー!
〜夏海サイド〜
──今日もいい日になるのかな……??
そんな事を考えつつ、ベットから飛び降り、布団をたたみ、着替えを済ませ、顔を洗って、髪をとかして、朝ごはん。
言ってなかったかもだけど、私の朝も一人。
家ではほとんどが一人になる。
当たり前だから今更、何にも感じないし…だから親はどーこーするわけでもない。
それに今は友達も出来た。
ここに引っ越すまでは、友達がいてこその良さなんて感じたこと無かった……。
ましてや、友達に合わせるのが面倒とか、何でもかんでもマイナスに捉えて、決めつけていた。
そんな風に考えてたから、だいたいが1日中誰とも話さい日々。
だから、本当の本当に百合ちゃんや瑞希や美佳には感謝している。
あと……まぁ──気になる、佐野のもとにも……。
玄関を飛び出した。
私は走って走って、学校へ向かう。
いつもとは違う、ポニーテールの髪を揺らしながら……。
あのね、私……毎日学校に行くのが楽しみになってから、足が速くなったんだよ!!
毎日、同じ道を通っていてもその日によって、感じ方が違う。
毎日、同じ犬とおばさんが通っていても、その日で感じ方が異なる。
毎日、同じ小学生がこの道を通っているが、その日で感じ方が変わる。
毎日毎朝、同じことをするだけなのに変わって感じる。
そして学校に到着する。
「夏海、おはよー」
朝一番にそう言ってくれるのは優菜。
今の優菜には別の友達がいるけど、朝から声を掛けてくれるのには変わりない。
靴を履き替えて、教室までの階段を駆け上がる。
そして、やっとのことで百合ちゃん達のもとへたどり着けるのだ。
「百合ちゃん、瑞希、美佳、おはよう!」
「おはよう! 夏海。 今日はやけに嬉しそうだね。 何か合った?」
「おはよー、何で朝からそんなにハイテンションでいられるのか 良く分かんないんだけどね……。」
「夏海ちゃん、おはよー!! 今日も一日お世話になります。」
瑞希、百合ちゃん、美佳。
私はこの時間も大好き。 ピアノ教室のほかにも好きな場所が出来た。
「そういえばさー、何で瑞希と美佳は呼び捨てなのに私だけちゃん付けなの??」
突然、百合ちゃんが言い出した。
「別に理由は無いけど……なんとなく、かなー」
私がそういうと──瑞希が百合に向かって
「ったく、百合ったら素直になればいいのに。『呼んでほしい』って言ったら?」
「うっ……別に」
瑞希の言葉に百合ちゃんが詰まる。
ちょっと戸惑ったけど、瑞希の目配せと百合ちゃんの表情から私なりに感じ取って
「分かった。じゃあ、今日から『百合』って呼ぶ!!」
「……うん」
俯きながら言う百合ちゃん、ちょっと嬉しいそうかな?
──でも百合ちゃんがそんな風に考えていたなんて……。
【続く】
byてるてる522