コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ハツコイ【オリキャラ募集中】 ( No.19 )
- 日時: 2016/12/29 06:42
- 名前: てるてる522 (ID: VNP3BWQA)
ちほりん オリキャラありがとう★ よく、そんなにオリキャラ思いつくね。
私、キャラ考えるの苦手で……、羨ましい!!w
皆さんも是非(((
……というわけで、本編に行きましょう!
引き続き、アドバイス頂けると嬉しいです。
それでは、始めましょう!!^^
〜夏海サイド〜
〜第2話 ホントの友達?〜
「ねぇ瑞希〜、初恋ってもうあった?」
「ったく、口を開けばそれかよ……。 毎日同じ質問してるよ?」
「だってさ、私まだなんだもん。」
「私だってそうだけど?」
「うっそ!! 百合ちゃんが?」
「悪い?」
「まぁまぁまぁまぁ……──。」
「4回……、今4回言ったよ!」
「そんなこといちいち数えるな!」
──村田夏海です。──
私の目の前にいるのは、三神百合、渋川瑞希、高橋美佳の3人。
一番の毒舌は、百合ちゃん。 一番頼りになるのは瑞希。
一番優しいのは、美佳。
「おっはよ〜!」
──今の声は川原優菜。 一番マイペース。
これは私の直感的な感じ方である。
……あの事件??から1ヶ月が経った。
あの事件っていうのは、私が引っ越して来て転校初日から、マイペースに喋り続ける、優菜のことを怒鳴りつけ、教室を飛び出しーの、屋上へもうダッシュして、迎えに来てくれた優菜と初めて友達になった日の事だ。
自分で言ってて、良かったのか悪かったのか分からない。
でも、このことがあってこその今の私はいるんだよね。
「今日は席替えをするぞ〜」
教室に入ってくるなり先生はそう言った。 ざわざわしている時にも
学級委員長と先生はくじを作り始めている。
「よし、皆並べ!」
この声とともに、いっせいに並び始める。
私は後ろから8番目。
くじを開いて、委員長に番号を言う。 次は私の番。
出来れば、百合ちゃんか、瑞希か、美佳か、優菜の近くになりたいな。
そう思ってくじを引いた。
『12番』
そう書いてあった。
「1、12番です」
あわてて、番号を伝えてくじの席に座る。 後ろは、瑞希。斜め前は、
百合。
なんだ、この席最高じゃん! そう思ってた。
──ただ気付いて居なかった。
浮かれてた私は、百合たち以外の女子達から、冷たい視線で見られていたことを……。
そして、今私の隣の席に座っている人は、『佐野雄太』
三銃士と呼ばれる男子3人の中の一人で、人気ものだということを。
自分の身にこれから危険なことが起こるかもしれないのに、この時の
私はまだ気づいていなかった。
本当はこのときに気づくべきだったのに……。
【続く】
byてるてる522