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Re: ハツコイ【オリキャラ募集中】 ( No.266 )
日時: 2015/02/10 16:29
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

〜夏海サイド〜

「おはよー、夏海!」

朝下駄箱に行くと、久しぶりに会う3人の顔が有った。


私は思わず泣きそうになってしまった。

前はこんな事で泣く方じゃ無かったのに・・・。


「おはよう! 百合、瑞希、美佳! 昨日は有難う♪」

私はそう言った。


「なーに言ってんの!? まだ相談にも乗ってないよー?」

悪戯っぽくそう言ったのは百合。


久しぶりに百合の笑い顔を見た気がする。


「まぁまぁ、こんなトコで何だしー、教室でも行こうよ!」

瑞希がそう言って、私達は教室へ行った。


美佳達の教室へ入った────


まだ珍しく誰も居なくて、静かだった。


窓からは丁度朝の太陽の光が差し込んでいる。



私達は思わず1分間ほど見続けた。


勿論沈黙を破ったのは・・・・

「んで、夏海の相談は?」

美佳で唐突に聞いてきた。


いざとなると咄嗟な事で緊張する・・・。


これも変わっていない・・(苦笑)


やっぱり自分に苦笑してしまう。


「えっと・・・、佐野がやっぱり好きなんだけど、どうしたらいいかな
 って。」

私はモゴモゴ言った。


「う〜ん・・。 夏海はどうしたいの? もっと仲良くなりたいの?
 それとも今すぐに気持ちを伝える?」

瑞希がそう言った。


「いやいやいや。 今すぐはまだちょっと無理。 もっと話してみたい
 なって。」

少し声が力んだ。


「まずは挨拶だよね!? 『おはよう!』って言うだけで話しかけた事
 になるし、佐野も嬉しいと思うけど・・・」

美佳が言った。


「おぉ!! なるほど〜。 少し緊張するけど頑張ってみようかな!?
 『おはよう』か・・(照)」


私が佐野にそう言っているところを想像して照れてしまった。


「まぁ夏海次第で結果は変わる。 恥ずかしさを捨てるしか無いかな。
 女子の目にも気をつけつつね?」

百合のちょっと厳しい言葉も心地よく感じる・・・。


そして朝のミーティング(仮?)は終了した。


私は取り合えず実戦した。


勢い良くドアを開けて─────


【続く】

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byてるてる522