コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ハツコイ【感想が…欲し…い。】 ( No.292 )
- 日時: 2015/03/26 10:56
- 名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
- 参照: http://te5rute5ru2@gumi
〜夏海サイド〜
私は右足を教室の中に踏み入れた。
1歩進めば、そこからはあっという間だった。
そそくさっと自分の席に着く。
「夏海ちゃん。 大丈夫!?」
風羽ちゃんはそう話し掛けて来た。
そうか・・・。 やっぱり周りから見ても私の状態は可笑しかったのか。
「うん^^ もう元気になったよ!」
笑ってそう言った。
風羽ちゃんは全然悪くない。
だって、私の思い込みでも有った訳だし。
これが切っ掛けで友達になれたんだし・・・。
お互いに笑っていた所に、佐野が来た。
「よう。」
短くそう言ったのだけれど、私からすれば久々に聞いた声────
懐かしくて嬉しくて、涙が出そうになった。
「あっ、佐野。 おはよー」
風羽ちゃんはそう言った。
「えっと・・・。 おはよぅ・・・。」
私も俯きながら言ってしまった。
「(^^)」
佐野は何故か安心したように笑った。
その笑顔に私まで笑顔になった。
こうして私は、またいつもの生活に戻った。
時間は深く刻まれていった───
【続く】
更新です♪
それから>>0の小説をまとめた所は、明日にもう少し分かりやすくしますね ヾ(*≧∀≦*)/
此処まで読んで下さっている皆さん。 本当に有難う御座います!
次回は佐野サイドです♪
正直、佐野サイドは難しくて客観的になってしまうかもしれませんが、精一杯書くので、宜しくお願いします!
それでは☆ミ
byてるてる522
- Re: ハツコイ【感想が…欲し…い。】 ( No.293 )
- 日時: 2015/03/27 08:40
- 名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
- 参照: http://te5rute5ru2@gumi
〜佐野サイド〜
朝、俺の席の隣には、懐かしき村田の背中があった。
妙に嬉しくなった。
「よう。」
何を言えばいいのか分からず、気の利いた言葉もロクに掛けられなかった。
近くに居た、飯沼は・・・・
「あっ、佐野。 おはよー」
と言った。
「えっと・・・。 おはよぅ・・・。」
村田がそう言った声は、凄く小さかったけど心に響いた。
俺は嬉しくて、舞い上がる気持ちを抑えて、笑った。
───嬉しくて涙が出そうだ・・・。─────
こうしてまた学校生活が戻った。
そして俺達の関係は変わって行く....
【続く】
次回は夏海サイドです! (予定)
それでは!
byてるてる522