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〜佐野サイド〜

...俺が告白されて良いのだろうか。

中一からって事は、多分何回も傷つけている...と思う。

長い年月の中、途中で何処に居るのかさえ分からなかった時も有った。

・・・告白は何回もされた事がある。
その度に断っていた・・・。

まだ出会って間もない時に...
卒業間近に....


・・・あと、30秒で年が明ける。
せめてその前に・・・・────


「・・・、有難う。」

何でこういう気の利かない言葉しか浮かばないのだろう。


「....//　俺も、好きです。」


・・・どうする事も出来ず、俯いた。


いつからか、ずっと好きだった・・・。
それを自覚したのは本当に最近だった。

慣れない高校に転校し、唯一の知り合いという点も有ったのだろうか。

久々に見た時・・・。


俺は漸く悟った瞬間が有った。


今、互いに気持ちを知った・・・。


そして...新しい年が始まる。


【続く】

凄く時間掛かりました。
たったの360文字ほどなのに・・・。

ようやく・・・、やっと此処まで来れました(涙)

今の私達の季節と、この『ハツコイ』の小説の時期がズレまくってて、可笑しくなりそうですｗｗ


それでは♪　本編更新(佐野サイド)致しましたｗ

byてるてる522

〜百合サイド〜

「良かったじゃん！！　ホントに嬉しいよ〜♪」
照れながら私にそう言って来た夏海は何とも言えず嬉しそうだった。

・・・ちょっと羨ましい気がするっちゃするなぁ...

でも、長年の片思いが遂に実を結んだんだから祝福ごとだ〜！

「なんか実感とか沸かないんだけど、凄い嬉しいよ。」

私が知っている今まででは1番の笑顔だった。

「佐野も、何となく自覚してそうな顔してたしなぁ・・・＾＾」
瑞希が“お見通しだ”とでも言いたそうな勢いで言った。

「嘘！？　瑞希は気付いてたんだ・・」
夏海よりも先に驚きを見せる美佳・・・・。

久々の光景だな・・・。



しみじみとそう感じていた。




...年が明けてまだ2分しか経っていない。　HappyNewYear・・・だね。

多分今年は最高の1年になりそう。


【続く】

コメ募集中です＾＾\　←久々のフレーズ☆


byてるてる522