コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: ハツコイ【参照3300突破 thankyou♪】 ( No.352 )
日時: 2015/06/21 19:30
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜夏海サイド〜

「えっと...スライスアーモンドに水飴...砂糖は家に有るから・・・、バターと生クリームもか...卵も小麦粉も家にあるからこんなモンかな?」

材料を1つ1つ口に出して読み上げて、3人に確認した。

「そだね。 生クリームとかはあんまり使い道無いから、使い切っちゃった方がいいと思う。」
美佳が言った。

「バターは無塩のじゃないと、しょっぱくなるからね!?」

材料だけでかなり大変だ...



「此処、スライスアーモンド有るよ〜!」
瑞希が指を指した先に、スライスアーモンドが有った。

「少ないより、多い方が良いよね...」
私は2つ手にとってかごの中に入れた。




「バター有った。」



「水飴・・・。  生クリームって何処だ?」

スーパーの中で目当ての材料を買うだけで、かなり疲れが溜まった。


「なーつみ! 今から作るけど平気?」

美佳が顔を覗き込んで来た時、正直私は気力が無かった。

「うぅ...」

我ながら情けない・・・───


「まぁまぁ、とりあえず一旦夏海の家に行こっ!」
瑞希が荷物を持って言った。

「ありがと瑞希ー。」


嗚呼、上手く作れるのだろうか・・・?

【続く】

byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3300突破 thankyou♪】 ( No.353 )
日時: 2015/06/23 16:26
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜夏海サイド〜

「...まずは材料の量を量る所から!」

「ハイッ!」

ボールを量りの上に乗せて、目盛りを0に合わせた。


「次は砂糖! クッキーとキャラメル部分、両方とも量っちゃおう♪」
瑞希のアドバイスの言う通りにした。

「慣れてくれば、材料の量だって、ちょっと位はズレてても平気なんだけど、初めのうちはやっぱりちゃんとした方法知ってた方が良いと思う。」


確かに・・・。





「それじゃ、まずはボールの中に卵を入れて、少しずつ小麦粉入れて、混ぜ合わせていく。」


百合が、フロランタンのレシピを見ながら言った。

「そしたら・・・・」
「次は...」
「いっぺんは駄目。 少しずつ・・・」


「そしたら、クッキー生地を全部此処に出して、伸ばし棒で広げていくよー。」


「ラップの上からだし、手を使ったほうが平らに上手く出来るよ!?」

「そっちの方が早いね。」


私は、指示通り動くのが精一杯だった。




「それじゃあ、生地をオーブンに入れようか!?」


予熱しておいたオーブンにゆっくりと生地を入れた。

【続く】
byてるてる522

Re: ハツコイ【参照3300突破 thankyou♪】 ( No.354 )
日時: 2015/06/25 15:37
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http://te5rute5ru2@gumi

〜夏海サイド〜

「なんか良い匂いしてきた〜♪」
まだ出来上がった訳じゃ無いのに、何故かワクワクしていた。

生地を作るときに入れたバニラオイルの良い香り...


「夏海、のんびりしてる暇は無いよ!? 次、ヌガー!」


ヌガーは、初めにバターを溶かして、生クリームを入れてから、スライスアーモンドを入れる。

「なんか、色が茶色くないんだけど大丈夫かな...」
キャラメルみたいなものだと言うのだから、当然茶色いのかと思ったら中で白く濁ってしまった。

「フロランタンは、一旦焼いたクッキー生地に今のヌガーを流して、2度焼きなんだけど、焼くまではこうやって白いの。」

さっき足した、砂糖を水飴で少しサラサラしていた。


「あっ、クッキー焼けてるよー!」

オーブンを開けて、中から取り出すと良い感じに焼き色が付いていた。

「それじゃあ、ヌガーを流して行こう!」

「うん^^」



なるべく、何処でも平等にアーモンドがあるように、広げて行った。


この思いは...ちゃんと伝わるのだろうか...───

【続く】

次で、完成です。w
最後には〝フロランタン〟のレシピも載せる予定です。(ゝ∀・*)b


最近、新しくコメディ小説を始めました!w

よかったらそっちの方も是非w♪

byてるてる522