コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.564 )
- 日時: 2015/12/20 15:55
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
- 参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode
〜第14話 日常茶飯事の中で。 夏海サイド〜
最近、ふと思う事が有る......もう自分も先輩という自覚が無い中で私に声を掛ける人が居る。
ワタクシは如何すればいいのだろうとたじたじしてしまうが寧ろ後輩君の方がしっかりしている気がして僕は肩を落とす。
...いい加減一人称も固定して〝私〟とする。
声を掛けられて嬉しく無い訳無く、照れまくって凄く心でガッツポーズしている。
「あの、もしかして...村田先輩ですか!?」
後ろから声を掛けられる時は唐突で、百合達3人と一緒の時に掛けられる時もあれば1人の時に呼ばれる事もある。
ただいつも内容は...
「あっ...そうですけど...//」
「やっぱり!! 佐野先輩の彼女さん!!」
キャーと言われて指を指される。
やっぱり後輩から見ても佐野はカッコいいみたいで、その関連で私にまで声を掛けるらしい。
後輩の人達が去った後...
「なんか夏海凄い嬉しそうな顔してたよ!?」
耳元で囁かれてゾクッとする。
「......マジで...?」
半泣きで聞く私に吹き出す美佳は...
「でも、流石佐野だし夏海も有名人じゃん!? 胸張らなきゃー」
とガニ股で歩き始める。
「確かに雄太、凄い人気だよね...焦る。」
正直な気持ちがダダ漏れになってしまう......───
「焦る必要無いって...ていうか今...〝佐野〟から〝雄太〟になったよね!?」
瑞希の言葉に百合と美佳が驚く。
......美佳は驚いてコケた。
「一体何が有ったのだね、デートで。」
ガシッと肩を掴まれて私は引き摺られそうになる。
ギャアギャア騒ぐ4人と傍から見ればそう感じるだろう。
毎日がキラキラ輝いて居た......?
【続く】
新章startで、この章はなんかこう...〝キラキラ〟した文章書きたいなという願望が沸々と沸いて居たので目指して行きたいと思います!!
宜しく御願いしますヽ(^o^)丿
byてるてる522
- Re: ハツコイ【コメント募集中です!!】 ( No.565 )
- 日時: 2015/12/21 16:39
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
- 参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode
〜夏海サイド〜
「つまり、佐野の方からって訳か...」
美佳の言葉に再び私の顔は赤く染まる。
「可愛い/// てか夏海分かり易いなぁー」
瑞希が良し良しと頭を撫でるのだが、私も一応同い年なのになぁ...とションボリしたくなった。
「凄い早さで進展してんじゃん。でも夏海も最初とは比べ物にならないほど別人化してる...」
百合の言葉に私は、
「そうかな? でももしそうなら3人の御陰だよ。」
嬉しくて笑った。
「いやいやぁ...佐野クンにも御礼が有るだろう。」
フッと笑って美佳はドヤ顔をした。
私は思いっきり吹き出してしまったが美佳は何だろというようにポカンとしている。
「でもピュアさも残ってるけど確実に進展して行ってる...」
「それを見守るのって緊張するよね...御母さんになった気分」
「美佳が御母さんなんて不安だなぁ。」
「どういう意味さ??」
他愛無い、不毛な会話でも私達は十分に盛り上がって笑い合う。
まだポカポカした暖かさが心地良いと感じられる季節だった。
心から芯までポカポカになっていた。
席の机が陽の光で輝いて居た。
【続く】
寒い...小説内と現実が掛け離れて居る...(´・ω・`)
byてるてる522