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Re: カワルミライ ( No.12 )
日時: 2015/01/17 03:38
名前: むつ (ID: rZW0Z4bG)


私がそう言うと功さんは嬉しそうに言った。
「そうか、ありがとう」
それを見て私は少し切なくなった。でも、その感情を押し殺して私がやることをやる。そして今のことには関係ないけどこう思った。お付の人は、何か意味あるのかな・・・。と。でも聞かない事にした。今からやることには関係のだから。
「それでは、この紙に手を置き、あなたがどう過去を変えたいのかを正確にしたいのかを思い浮かべてください」
そう言って私は功さんに神を差し出した。紙を渡された功さんは険しい顔になって言った。
「これにか?」
まあ、そう言うのも仕方がない。紙といっても《見るだけでは》何の変哲もない紙だ。
「まあ、一応やってみてくださいよ」
でも、功さんは信じずに怒ってくる。
「いい加減にしろ!俺のこの話をバカにしているんだろ!!そして、俺の話を聞いてあざ笑っていたんだな!そうだと思ってたんだ!怪しいって!もうs・・・「だったら、帰っていいですよ。まだお金もおらっていませんし。でもすごいですね。そんなお店に勝手に足を運んできたのはあなただというのに。【勝手に】被害者ズラして」
私は功さんの言葉を遮って言った。ムカついたから。それに・・・。
「それに、そんなことを言うのはまず、やってみてから言ってください」
これが私の本音だ。それを聞いたお付の人が功さんに「彼女の言うとおりでは・・・」といった。怖そうな人だが、結構いい人なのかもしれない。
それを聞いた功さんが、怒りを抑えるようにしながらコクリとうなずき、言った。
「わかった。やってみよう。ただし、何も起こらなかった場合は、わかっているな」
凄く怖い顔で言われた。そして私はうなずきこう言った。
「わかっています。では、手を紙の上にのせてください。全て思い浮かべるまで、目を閉じて、絶対に紙から手を離さないでくださいね」
「うむ」
そう言って功さんは言って紙に手を置いて目をつぶった。その瞬間、紙にあることが起こる。それを見たお付の人は驚愕の表情を浮かべる。
それもそうだろう。功さんが手を置いている紙は、今、光ながらあるものを綴っているのだから。