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Re: カワルミライ ( No.13 )
日時: 2015/01/17 03:41
名前: むつ (ID: rZW0Z4bG)



「な、なんだこれ」
功さんのお付きの人が呆然とその光景をみていた。でもその光景は私にとっては見慣れたものだ。でも、私も最初この光景をみた時には驚いた。でも、今は関係無いし驚かない。
そして私がお付の人たちの反応を見ているうちに功さんは全部思い浮かべ終わったらしく、「よし」と言って目を開け、紙から手をどかした。
「!!」
そして驚いた。こんな光景も見慣れている。言うならばこの店の恒例みたいなものだ。
「それでは、大丈夫ですね。では、この紙もらいますね」
そう言って私は功さんから紙をもらった。そうしている間も功さんたちは呆然とその紙を見つめている。でもそんな功さんたちの視線を無し、私はその光っている紙を見る。
そこに描いてあるのはどういうことをしたいのか、そしてどのような感じにしたいのかが文章と動画みたいな感じに描いてある。要するに把握するのだ。これから私が起こそうとしていることを。
いつもこれを見ている時は無表情で少し動揺をしても隠せていた。でも、今回の私は動揺を隠せなかった。
「うそ・・・」
そこにいは見覚えのある顔が1つあった。名は彩穂 徹(さいほ とる)。
この前やはり過去を変えたいといって来た、かつての依頼人である。