コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 俺の日常は真面目にスーパー可笑しいのではないだろうかっ。 ( No.2 )
日時: 2014/12/20 10:49
名前: 田中 (ID: kb.6vsha)

第1の話 「屋上って、きっと何かがおきるよね」



「あー、ねみいいいいぃ…」


なにがし高校屋上にて、大の字で寝転がってエロ本を顔の上に被せて下らない事を吐いているのは、この小説の主人公もとい俺_柳場 圭汰である。


「じゃあ、寝ろよおおおおぉ…」


…と、俺の隣で全く同じ様な格好をしながらそう吐くのは親友である笹田 佑司だ。

「なぁ、俺思うんだけどさぁ…保健室の久美子先生って。バスト何だと思う?」
「んー…俺が見るにD〜E位じゃね?」
「だよなっ…そん位だよなぁ…」


『・』いや、あの…しょっぱなからあちら方面の話をするのやめましょうかっ。

「ん?…アンタ誰だよ。」
「柳場、コイツはアレだ。点の声だ。」
「ん?点の声?そりゃ、アレじゃねえのかよ。天の声じゃねーのかよ。」
「ちげーよっ!…ほらよーく見てみろ。点の声が喋る前に『・』がついてるだろ?」
「…あー、本当だ。あるな点が。」

『・』…はい、という訳で私は点の声です!これから宜しくネ☆

「ていうか、さっさと話進めくれない?」

『・』…あ、はい…。すいやせんぬ。


(´・ω・;)ゝ


「しっかしさー…現実は何故こんなにも酷い事ばっかなんだろうねっ…」

俺はエロ本を顔から取って笹田に投げつけると、立って腰に手を当てて、

「何だ?酷い事って。俺の場合何時もがパーディーなんだがな☆」
当然コイツは聞いて来るだろうとは思ったが、最後ら辺なんかリア充な発言をしていたのでとりあえず膝車を炸裂してあげた。

…ゴホンッ

「だってよぉ…。笑ってい●とも!が終わったら、いつの間にかバイキ●グってゆーのが始まってるし。お昼の顔がタモ●さんから覇鬼に代わろうとしてるしさぁ…」
「……グハッ…そ…りゃ…仕方、ねぇだろっ…グヘラッ!!」

…と血を吐きながら言う笹田は結構重傷の様だ。背中を打ったというのにお腹を抑えてガクガクしている。

「…お前、それ業とだろ…」
「あっ、バレた〜?てへぺろッ☆」

…とりあえずまた苛ついたので背負い投げを炸裂させた。


「まぁさー…何ちゅーの?ファンタジーとかSF的な展開が俺は欲しいわけよ。」

「……はぅあっ…そうk。」

背中を抑えてブリッジの様な体勢をしながら答える笹田は置いといて…。



…俺は、この何処にでも居そうな高2男子の普通過ぎる日常なんて真っ平ごめんな訳だ。
「もっとスリルを!!もっと青春を!!もっと快楽をおぉっ!!!」

…と、何時も屋上で叫んでいるのだが。当然、空から何かがやって来る訳があるはずn…



んんんん??な、何か来る!!え、ななな何アレ…どゆ事??えっ………………

空から何かが降って来るんですけどおおお!!!

ひゅうううううううぅぅーーーー


「ぐわわわわわううああぁあぁあっっっ!!!」