コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 未来視少女【キャラ募集中】 ( No.13 )
- 日時: 2014/12/23 14:30
- 名前: フォルテ (ID: nWEjYf1F)
私は寄り道もせず、まっすぐにお風呂場へと向かった。
それから脱衣所で服を脱いだのはいいけど、服も服でかなり汚れている。
どうしようか一瞬迷ったけど、空っぽの洗濯籠があったので、そこに全部突っ込んでおいた。
髪も身体も、何回かに分けて洗った。
幸いにも私はショートヘアだからそれなりに楽だったけど、これがロングとかとなると想像しただけぞっとする。
一体、ロングだと何回洗えばきれいになるんだろう。一瞬考えそうになったけど、やっぱり考えたくなくなったのでやめた。
とりあえず、気が遠くなりそうなのは目に見えている。
そうしてようやく、きれいになれた私の白い裸体が露になった。
鏡に映してみると、なんだか久し振りに自分の白い肌を見たような気がした。
まあ、当然かもしれない。今の今まで、垢とか泥とかでけっこう汚れてたのだから。
髪もさらさらになれたし、もう文句はない。あとは湯船で身体を温めるだけだ。
「はぁぁ……」
長らくリラックスできていなかったためか、肩までお湯に浸かると、思わず声が出た。
ずっと張り詰めていた気が緩んで、なんだか自然と眠くなってくる。
さっきまで寝ていたのに、まだ眠いなんて、私の身体はどうかしてる——って思ったけど、結局そうは思えなかった。
それだけママと喧嘩したストレスと、ここまで歩いて来た身体的な疲労感は伊達ではなかったみたい。
——そういえば、私ってどれだけの間寝ていたんだろう。
考えてみたけど、分からなかった。
長い間寝すぎて体内時計が狂ったのか、それともちっとも時間が経ってないのか。とりあえずそのどちらかなのだろう。
まあでも、義隆君に聞けば分かることか。
「……」
湯船に浸かりながら、その序に無駄毛のチェックをするのは私の日課だ。
だけど母親譲りで、私の身体には無駄毛という存在が一切ないため、それの確認は全く意味のない行動であった。
じゃあなんでやってるのか。それは自分にも分からない。女としての本能なのか。
どっちにしろ無駄毛はないんだからいいか。陰毛さえ生えてないのは流石に子供っぽく見られるから嫌だけど。
っていうかそもそも、陰毛って無駄毛のうちに入るのか——他愛もない思考を巡らせていると。
「由美ー」
「ひゃい!?」
突然脱衣所のほうから義隆君の声が響いて、反応した私の声ははからずも裏返った。
「な、何よいきなり」
「いや、着替えの準備できたから置いておくよ……って言いたかっただけなんだけど」
「あ、なるほどね。ありがとう」
「おう」
「……」
ビックリしたなぁ、もう。
っていうか、私ってば今何を想像したんだろう。
顔が真っ赤になるのが分かって、一瞬でのぼせてしまった。
——もうあがろう。
