「何だよ!」廊下に出て、委員長が騒ぎ始める。「美術室にポスターカラーとか取りに行かないとじゃん。私、1人に取ってこさせる気?」「うん…」「男子なんだから、ちゃんと持ってちょうだいね。」委員長は、お前男子より力が強いんだから大丈夫だろ、とかブツブツ言っていた。「斎藤。」「何?」委員長の顔が真っ赤になっている。「斎藤のことが好きだ。俺と付き合ってくれ。」☆