部活が終わって、家に帰るまでに私の心は、振れていた。俊に、理由もなくだんだん惹かれていた。それは事実。有季、俊、有季、俊…………心の指針はどんどん振れて、ごっちゃごっちゃになっている。明日、返事しなきゃ。☆