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Re: 妹さんの誕生日 ( No.57 )
日時: 2015/02/28 14:24
名前: 独楽林檎 ◆tr.t4dJfuU (ID: vLlTyC08)

 <番外編> 〜参照1000の感謝をこめて、コウに手紙を書かせてみた〜

「はあ……」

「あれえ?コウ、何でため息ついてるのぉ?」

「ああ、真矢と気保理か……いま、独楽林檎に『心を込めた手紙を書け!』って言われて……」

「ええっ!?独楽林檎の奴、真矢様の忠告を聞かずに、そんな慣れ慣れしく……!」

「……なんて書けばいいと思う?」

「う〜ん、このスレッドを見るのって、女子も男子も同じぐらいの数なようだから……ホスト商法は駄目ね、気保理?」

「はい。やっぱり、真矢様に向けて以外は適当な書き方でいいのでは?」

「でも、適当じゃあ叱責されると思うんだよな……」

「大丈夫よ、コウ、そんなに叱る奴なんか、私がブッ飛ばすんだからね!」

「いや、それは避けた方がいいと思うな……」

「じゃあ、私が代わりに書く!」

「は!?ま、真矢!?」

『「妹さんの誕生日」を見物している者たちよ。

 今、その数が1000を上回った。

 その感謝を、ここに示したい。

 本当に、心から感謝している。』

「なんだか、これ、神声のメッセージか……?」

「嫌ね、コウ、そんなことを言わないでよっ♪」

「……でしたら、私が書きます!貸してください!」

「今度は気保理かよ!?」

『「いも誕」を見てくれてるみんなへ♪

 みんながこれを見れくれてるおかげで、今日、参照が1000を超えたんだ!

 みんな、いつもありがとう!

 これからも、よろしくね☆』

「……」

「……」

「な、何ですか、お二人とも。黙り込まずに、何か感想をお願いします!」

「あぁ……どうして、句点が無くて音符と感嘆符と星がたくさんあるんだ?」

「えっ、その方がフレンドリーな感じが出るかと……」

「これじゃあただのぶりっ子よ、気保理……」

「む〜、俺が書いてみるか!」

『「妹さんの誕生日」を読んでくださっている皆様へ。

 このたび、参照数が1000を超えたそうです。

 皆様のおかげで、ここまでやってくることができました。

 心より、お礼申し上げます。

 そして、これからも、よろしくお願いします。』

「えぇっと……丁寧で、思いがこもってる感じでいいと思うわ!」

「そのぅ……言いたいことがはっきりと分かる文章ですね!」

((教科書に載っていそうな文だけど……))




  その後、何度も書き直して、まともな言葉になるまで、5時間かかったとさ。