コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 五つのオーブⅡ ‐七賢者の子孫たち‐ ( No.46 )
日時: 2015/02/04 17:58
名前: とらじ (ID: wUAwUAbM)
参照: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪



第二話 謎の町と悪魔の館(前編)


「ここが………」


数分歩き続けると、ようやく謎の町に到着した。

「入らないの?あたしは入るけど。」

「は!?俺も入るし!」

ショコラに言われ、慌てて町にはいる。

「……悪魔の館、か……」

ポツリ、と呟くショコラは

「銀河。あたしはあそこに行くけど。あんたはどうするの?」

「どうするって……」

そんなの決まってる。

「行くしかないだろ?」

ニヤリ、と、笑みを浮かべ答えた。

「だよね。」

ニコッと笑ったショコラは

「じゃあ、行くよ。」

キイィィィィィ……

古い古いドアを開け、中へと入っていった。

 中には、蜘蛛の巣が沢山あって、

「…………こんな所にあるのかよ?」

とてもオーブがある場所とは言えない。

「あるわ。だから、ここに来たの。ほら、歩いて。」

……やっぱりムカつく……

「キャア!」

「ショコラ!?」














何があったんだ?

「ッ………………」

「ショコラ、大丈夫か!?」

「大丈夫…………」

いつもと、雰囲気が違う。

「頭が…………」


「頭が痛いのか!?」

「うん。焼けるようにあついし……」

やっぱり、いつもの強気なショコラと違う。

何があったんだ?

「銀河…………私のことはいいから…………先に行って」

いや、絶対これ違うだろ。

本物だったら、おいてったら絶対怒られる。

まだ、会ったばかりだけど、これだけはわかる。

このショコラは偽物。

でももう遅かった。


俺が偽物と気づいたときは。