コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 五つのオーブ ‐魔王と七つのオーブ‐【オリキャラ募集!】 ( No.3 )
- 日時: 2015/01/17 15:26
- 名前: ちほりん (ID: lSjkm3fN)
第一話 旅の始まり
「ローラ。ローラ。起きなさい。」
「ん………」
今日、何かあったっけ?
「今日は王様に会いに行く日でしょ。早く起きて準備しなさい。」
「!?」
ヤバイ。忘れてた。
私は速攻で着替え、髪を整え、パンを食べて準備完了!
「行ってきまーす!」
そう言って、ドアを開ける。
家を出てしばらく歩くとお城の門が見えてきた。
さっさと入ろう。
カチャリ
「お主、何物だ!」
門の前にいるお城の兵士に言われた。首に剣を突き付けられて。
「………私はローラ。森の国の姫だけど。」
本当の名前は『来華』だけどね。
「通ってよし。」
カチャ
兵士は剣を終いながら言った。
滅んだ国の姫でも通れるんだ……
「うわぁ……!」
小さい頃、一度入ったことあるらしいけど、覚えてない。
「あ、ローラ。」
「マジュ!それにみんなも!」
私に声をかけてくれたのら毒舌美少女のマジュ。
「ローラも来たってことは……?」
アレフは首をかしげてる。
「世界に魔物が現れたんじゃよ。」
「「うわぁ!」」
私とアレフ、同時にビックリ。後ろには何時来たのかわからない王様がいた。
「王様。それで今日私たちを呼んだのですね。」
そう言ったのは元地味生徒会長のアイル。相変わらず、しっかりしてるなぁ。
「そうじゃ。七賢者の子孫の君達に新たなオーブを集めてきてほしいんじゃ。」
新たなオーブ……
「分かりました。」
えっ!?カノン!?
「そうですね。国中が助けを求めてるので。私も一緒に行きますわ。」
ミオウ……
「そうか。それではそなたたちにお願いするか………」
ちょっと、勝手に話が進んでいくんですけど……
「いいよな。ユラ。ローラ。マジュ。アイル。」
アレフは順番に私たちの顔を見た。
「うん!いいよ!」
ここまで来たら、やるしかない!
「そうか。そうか。引き受けてくれるか。」
王様はまんぞくそう。
「あとのことは頼んだぞ。」
王様は私たちと兵士を残して部屋を出た。
そして後の説明は兵士が行った。
‐30分後‐
「ということですので、一人一人、サポーターを付けて、各自オーブ探しを行ってもらいます。」
……え?一人一人?てか、サポーターって、誰だ!?
「ローラ様はイエローオーブ、アレフ様はシルバーオーブ、ユラ様はホワイトオーブ、マジュ様はグリーンオーブ、ミオウ様はレッドオーブ、カノン様はパープルオーブ、アイル様はブルーオーブを集めてきてください。それでは。」
兵士はそういうと部屋を出ていった。
私はイエローオーブ、か……
「えっ私、ホワイト!?シルバーがいい!」
ユラはアレフに向かって文句を言ってる。
「仕方ないだろ。」
アレフが呆れたそうに言う。
まぁ、お嬢様のユラにとっては、シルバーとか、ゴールドがいいよね。
「とにかく、サポーターと一緒に旅をするって訳か。」
旅、か……