コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 私は君の連絡係り【感想ください(泣)】 ( No.22 )
日時: 2015/08/04 23:58
名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: sGTz9jZf)

10.理由を知らないオニ。


「いったい何があったの?」

もう何度目やら、その言葉。


誰も答えないこと分かってても、教師としての立場上聞かなきゃならないんだろうなー。



『教師にだけはなりたくない、』っと。



アタシ___藤咲ひまりは、通称お説教部屋である此処でそんなのんきなことを考えている。


まぁ、さっさと教室戻りたいから、正直に「恋愛事情なんです」って言うのもありだけど・・・



でも、やっぱなぁ.......






はぁ。

よし、もう考えるのやめよ。
しーらないっと。


瞳はまんざらそんなことを考えてないっぽいし、恵も「ねむい」、とぼやいてるばかり。


どうせ二人ともなんも言わないし。

空気をよんで・・・


アタシも黙る!よし!







それから、10分以上経過しても誰も口を開くことはなかった。

まぁ、当然といえば当然なのだが、10分も待つ先生はすごい。

けど、とうとう先生もあきれて、

「もう二度とこのようなことがないように。」

といい、急いで生徒指導室からでていった。

私達も急がないと次の授業に遅れる。




残された3人。



「ねぇ______」



固まった、凍えた空気の中、

真っ先に口をひらいたのは、

ほかでもない___________

Re: 私は君の連絡係り【感想ください(泣)】 ( No.23 )
日時: 2015/08/09 09:55
名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: sGTz9jZf)

11.どうして。狂ったのは________


口をひらいたのは、

ほかでもない




____瞳___だった__


「な・・・に?」

あたしは聞き返す。

「あたしさぁー」

瞳の口調はさっきの出来事がなかったように思わせるような、
そんな軽々しい口調だった。

「あんたを・・・」

ここまで言って、瞳は笑う。不気味な笑顔で、

背筋が凍るようにふるえる。


「徹底的につぶすから」





 
は?






あたしの頭、機能停止。



昨日まで。あんなに仲よかったのに?

こんな一瞬の出来事で?

もう瞳とは仲良くできないの?

そんな疑問が頭にうかんだ。




「なんで・・・あたしが・・」

私がそう言ったときには遅かった。



"徹底的につぶすから"

頭でリピートされる。




瞳は楽しそうに笑ってる。

まるで、気が狂ったみたいに。


   もう


誰も瞳を

____止めれない__________............