コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 私は君の連絡係り ( No.25 )
日時: 2015/08/17 13:13
名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: sGTz9jZf)

12.嫌な予感


瞳はそれから教室へ帰って、私との不仲宣言をした。

誰も逆らうものはいない。



そしてラッキーなことに健吾は、委員長の仕事で図書室にいたからそのことを知らない。


もしかしたら、瞳はそれを狙っていたのかも。







その日は、モヤモヤしたまま家へ帰った。


__pipipipipipipi___


ケータイの着信音がなる。

受信ボックスを開くと、私の気持ちをなだめるような、かきむしるようなそんなメールが目にとびこんできた。

___________________
From-健吾

連絡係さん頼みます!!!

__________________


不仲の原因は、健吾だから、相談しようにもできない。

と、思いながら返信する。


カーテンをあけ、窓を除く。



綺麗な満月。

月明かりが私の傷をうすぐ。

Re: 私は君の連絡係り【参照200感謝!!感想ください!!】 ( No.26 )
日時: 2015/08/29 13:52
名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: /bKE8PZK)

13.的中


「ひーまりっ!おっはよー!!」

いつもとおなじふうに話しかけてくる瞳。
いつもよか、テンションが高い気がする。

「おはよ」

あたしは、そっけなく返事をし、教室にはいる。

当然、あたしの机は汚されてる。

まぁ、瞳と恵の仕業だと分かっているまででもないから、素直に机を掃除する。

この、「北井 瞳の10点のテスト」は燃えるゴミっと。


「わーひまりの机汚い!誰がやったの〜?」


そんなわざとらしいことする必要ないのに。



愚痴や悪口ばかり、言われてるようなあたしじゃない。


「へぇ、犯人分かってるくせにそんなこと言って。
バカじゃないの」



一瞬クラス中の視線が私に向いた。


瞳の顔に怒りの表情が浮かぶのが分かる。



「いい加減に__________」




瞳がそういいかけたところで教室の戸があいた。

教室がシーンとなる。

さっきまで、あたしと瞳のいいあいを見てた野次馬もいつの間にか席にすわっている。

立っているのは、あたしと瞳。
そして、______健吾。



この3人の三角関係。

健吾は、あたしと瞳の思いに気づかない。