コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 私は君の連絡係。 ( No.54 )
- 日時: 2015/02/26 19:19
- 名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: QShSD58R)
20.鍵。キーワードー。きっかけ。
キーンコーン___カーン_コーン
チャイムがなり、一日が終わる。
ワタシは、今日、瞳に呼び出された。
きっと___健吾のことだ。
「ひまり、大丈夫?
あれなら、ワタシも一緒に行くよ?!」
黄泉はとても心配してくれている。
本当は黄泉にも来てほしい。
でも、
「瞳に1人で来てって言われたから・・・
1人でいく」
そう。
瞳に言われた。
1人できてって。
だから、ワタシは__________
「いくら瞳との約束でも、約束は約束。
何されるか分からないけど__」
「そっか。じゃあ、気を付けてね!」
黄泉は笑顔で、「何かあったら、連絡してね」といって、帰っていった。
よし。
じゃあ、向かうとしますか。
瞳との約束の場所。
そして、全てのきっかけとなった場所。
学校の裏庭へと____
- Re: 私は君の連絡係。 ( No.56 )
- 日時: 2015/03/02 19:43
- 名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: QShSD58R)
21.オリジヌ。
裏庭へ向かうと、そこにはもう瞳がいた。
瞳も一人のようだ。
なぜか心臓がバクバク。
いや、ドキドキなだろうか。
とにかく緊張する。
そういえば、瞳と2人で話すのはいつぶりだろうか。
気まずい空気が漂う。
「ねぇ___」
瞳が口を開いた。
「な・・・に・・?」
アタシも問いかける。
やばい。
「あの_____言いにくいんだけどさ___」
思った以上に
「私さ__実は___」
緊張する。
「健吾に________
”告白したん____だ”______」
え。
え。
え。
瞳がっ_______!!!!!!
驚いた。
めちゃくちゃ。
それと同時に、
憎しみと嫉妬にもおおわれる。
「それでね_____」
聞きたくない。
どうせ、。
どうせっ______
「ふられちゃった」
え。
少しの安心と不安。
それと、なぜか悲しみにもアタシの心はおおわれる。
「でさ。好きな人がいるんだって」
知ってるよ。
そんなのつらいほどしってる。
「ふられたから。ってのは聞き捨て悪いんだけどさ
ワタシの親友に、
もう一度。
なってくれませんか?
っ__!!!!!!!」
うそ_______
ずっと。
ずっと待ってた、その言葉。
瞳の口から聞きたかった。
目の横を何か温かいものがつたってく。
いつの間にか。。。
泣いてたんだ___アタシ_____
「健吾にさ、ふられてさ、やっと目が覚めたんだ。
毎日のピンク色の世界が急にはじけて、現実につれもどされた感じ」
嗚呼。
「今まで、ホントにごめん。
もう一度。アタシにチャンスをください!!
っ_____!!!!」
そんなの、答えはひとつ。
「いいにきまってんじゃん!!!!」